第1版: 2006-12-21
昨今インターネットの経路数が急激に増加しており、IPv4のフルルート数が20万経路を突破しました。20万経路が収容条件となっている弊社製品がありましたが、25万経路までの保証を追加いたしました。なお、これにともなうハードウェア・ソフトウェアの変更は必要ありません。
お客様にて、ハードウェア・ソフトウェアともに変更は必要ありません。20万経路は弊社が保証する条件であり、実際の製品は20万以上の経路を収容できます。今回、インターネットの現状にあわせてリソースの配分を見直すことで、弊社が保証する収容条件に25万経路の場合を追加いたしました。
新たに追加された主記憶機構のメモリ量と収容経路エントリ数の関係は以下となります。詳細はAX2000Rルーティング・ソフトウェア マニュアル訂正資料(8.4対応版・第2版)をご覧ください。
メモリ量 | IPユニキャスト*1*2 | IPマルチキャスト | ||
---|---|---|---|---|
IPv4経路エントリ数 | IPv6経路エントリ数 | (S,G)エントリ数*2 | インタフェース数 | |
512MB | 550000以下 (マルチパス=未使用) |
0 | 0 | 0 |
300000以下 (マルチパス=4) |
0 | 0 | 0 | |
500000以下 (マルチパス=未使用) |
5000以下 (マルチパス=未使用) |
0 | 0 | |
500000以下 (マルチパス=未使用) |
0 | IPv4だけ:500以下 | 32以下*3 |
ご参考までにフルルート収容を目的としたその他の弊社製品の最大収容経路数は以下となります(2006年12月時点)。