JP/EN

製品FAQ

Q 1

アラクサラの製品はどのように購入できますか?

A 1

AXシリーズ各製品は、弊社販売パートナーよりご購入いただけます。

Q 2

ネットワーク・パーティションとは何ですか?

A 2

VRF(Virtual Routing and Forwarding)機能をもつコアスイッチと、VLAN(Virtual LAN)を扱える通常のレイヤ2エッジスイッチによって構成される、シンプルで低コストなネットワーク仮想化ソリューションです。
VRFおよびVLANにより、ネットワークを論理的に分割してVPN (Virtual Private Network)を構築するため、セキュリティや独立性を保ちながらネットワークの統合・分離を実現できます。

Q 3

VRFとは何ですか?

A 3

レイヤ3ネットワークの機能を論理的なパーティションに分割する機能です。レイヤ3の基本情報であるルーティングテーブルやARPテーブルなどをVRF毎に独立して制御および管理ができ、VRF間は完全な独立性を保つことができます。

Q 4

ネットワーク・パーティションが構築できる機器を教えてください。

A 4

ネットワーク・パーティションを構築できる機器は以下のスイッチです。
AX8600S/AX6700S/AX6600S/AX6300S/AX4600S/AX3800S/AX3650S/AX8600Rで使用できます。*1
AX6700S/AX6600S/AX6300Sでは、ネットワーク・パーティション機能を有効化するためには別途オプションライセンスが必要です。

*1:
AX6600S/AX6300Sでは、対応するモジュール(CSU-1B、MSU-1B、MSU-1B1)が必要です。

Q 5

SMLとは何ですか?

A 5

SML (Split Multi Link)は、2台の装置をまたがって対向する装置間をリンクアグリゲーションで構成する機能です。
フォールト・トレーラント・ネットワークのディストリビューションスイッチとして用いた場合、3階層の大規模な冗長システムを構築することができます。
サーバスイッチとして用いた場合もリンクアグリゲーションを使って装置冗長が実現できます。

Q 6

フォールト・トレラント・スイッチとはどのようなスイッチですか?

A 6

フォールト・トレラント・スイッチとは、管理部、転送エンジン、インタフェース、電源、FANなど全て冗長化したスイッチです。1台のスイッチで、2台の冗長システムと同等な冗長性を確保でき、かつ1台であることによる高速な障害切替を実現します。
なお、本スイッチは、AX8600S/AX6000Sが該当します。AX8600Rも同様のアーキテクチャになります。

Q 7

フォールト・トレラント・ネットワークの構築例が知りたいのですが?

A 7

「設定例/システム構築ガイド」のサイトに 詳しい構築例や注意事項を纏めたシステム構築ガイドを紹介しています。

Q 8

認証ネットワークの構築例が知りたいのですが?

A 8

「設定例/システム構築ガイド」のサイトに 詳しい構築例や注意事項を纏めたシステム構築ガイドを紹介しています。

Q 9

ダイナミック省電力機能について知りたいのですが

A 9

装置を使用していない時間帯には装置やインタフェース、冗長化された転送エンジンの一部をスケジュールで省電力モードに切り替えたり、停止させるなどで消費電力を抑える機能です。
また、トラフィック量に応じて転送エンジンの性能を抑えたり冗長待機系の数を制御して低消費電力にする機能もあります。
「設定例/システム構築ガイド」のサイトに詳しい構築例や注意事項を纏めたシステム構築ガイドを紹介しています。

Q 10

GSRPとは何ですか?

A 10

GSRP (Gigabit Switch Redundancy Protocol)は、障害が発生した場合に別スイッチを経由して通信経路を確保することを目的とした装置の冗長化を実現する機能です。
STP (Spanning Tree Protocol)、VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)を使用しないで、レイヤ2とレイヤ3の冗長化を一つの機能で同時に実現するアラクサラ独自の技術です。

Q 11

Ring Protocolとは、どのような機能ですか?

A 11

Ring Protocolとは、スイッチをリング状に接続したネットワークでの障害の検出と、それに伴う経路切り替えを高速に行うレイヤ2ネットワークの冗長化プロトコルです。
Ring Protocolを使用すると、障害発生に伴う経路切り替えをSTPに比べ高速にできるようになります。
また、リングトポロジーを利用することで、STPに代表されるメッシュトポロジーよりも伝送路やインタフェースの必要量が少なくて済むという利点もあります。

Q 12

Web認証の認証画面の変更は可能ですか?

A 12

AXシリーズの認証スイッチはWeb認証の画面の変更をすることができます。また外部Webサーバと連携する方法はAX認証ソリューションガイドで公開しています。
AX2530S/AX1250S/AX1240Sではポート単位で認証画面の入替えが可能です。

Q 13

認証ネットワーク機能について、通信ポートごとに認証サーバを変更することは可能ですか?

A 13

AX2530S/AX2230S/AX1250S/AX1240Sではポート単位に認証サーバを選択することが可能です。
アラクサラのシステム構築ガイドのページの詳しい構築例や注意事項を纏めたシステム構築ガイドを紹介しています。

AXシリーズ認証ソリューションガイド(RADIUSグループ選択機能編)を参照してください。

Q 14

マルチステップ認証とは何ですか?

A 14

AX2530S/AX2230S/AX1250S/AX1240Sでは、端末とユーザ認証の両方を認証した端末のみ、通信を許可するマルチステップ認証で、よりセキュリティの高い認証を行うことができます。
「設定例/システム構築ガイド」のサイトに詳しい構築例や注意事項を纏めたシステム構築ガイドを紹介しています。

AXシリーズ認証ソリューションガイド(マルチステップ認証編)を参照してください。

Q 15

AXシリーズのDHCP Snoopingについて教えてください。

A 15

AXシリーズのDHCP Snoopingは不正なDHCPサーバを設置しても許可ポート以外で受信した応答フレームを遮断回避するとともに、DHCPによるIPアドレス取得後の固定IPアドレス設定変更や、未登録の固定IPアドレス設定の装置からの通信を遮断することができます。
本機能は、AX6000S/AX4600S/AX3800S/AX3600S/AX2500S/AX2400S/AX2200S/AX1200Sで利用することが可能です。

Q 16

認証サーバ(RADIUSサーバ)の設定方法を教えてください。

A 16

「他社相互接続情報」のサイトに、検証済みRADIUSサーバについて設定方法などを公開しています。

Q 17

Windowsとシングルサインオンでネットワーク認証やNAP検疫をするにはどのようにすれば良いですか?

A 17

認証スイッチにIEEE802.1x認証を導入し、Windowsのサーバでアクティブディレクトリと認証サーバ(Windows Server 2008ではNPS)を構築しPCをドメイン参加させます。こうすることで、ユーザのパスワード変更とネットワーク認証も同期することが可能となりシングルサインオンで通常のPC起動時に自動的にネットワーク認証を実行することができます。ドメインのグループポリシーからIEEE802.1X認証を自動開始すれば設定も自動化できます。また、Windows Server 2008でNAPを有効化すれば検疫も実施可能となります。
サーバの構築方法はシステム構築ガイドとして、RADIUSサーバ設定ガイド(Windows Server 2008編)を公開しています。認証を自動開始するためのグループポリシー配布の設定はAXシリーズNAPソリューションガイド(IEEE802.1x認証編)に記載しています。下記URLから情報を入手できます。

Q 18

認証を設定している場合、認証サーバへの通信障害が発生した場合、どのようになりますか?

A 18

認証サーバを冗長化している場合は、規定時間経過で次のサーバへ認証を試みます。全て失敗したときは認証失敗とします。強制認証を設定している場合はスイッチで設定されたVLANに所属し通信を許可することが可能です。
認証サーバからの認証エラー応答では認証前のフィルタで許可された通信のみ可能です。

Q 19

検疫を導入してより高いセキュリティを実現したいのですが、どのような検疫ソリューションがありますか?

A 19

検証済みの検疫ソリューションについて構築情報を公開しています。

Q 20

Wake ON LAN機能を使えるスイッチを教えてください。

A 20

本機能は、AX2530S/AX2200S/AX1250S/AX1240Sで利用することが可能です。機能を使用する場合は別途オプションライセンスが必要です。
スイッチのWake ON LAN機能は、Webブラウザからの操作で、ユーザ認証と組合わせて登録済みの機器のMACアドレスへVLAN単位にマジックパケットを送信することができます。

Q 21

L2ループ検知について簡単に利用できる管理ツールはないですか?

A 21

AX-NUのL2ループ検知ツールがあります。本ツールでは付加機能としてL2ループ発生時にEメール送信機能をサポートしています。

Q 22

コンフィグレーションをサーバなどに自動的にバックアップすることは可能ですか?

A 22

AX-NUのコンフィグ収集ツールがあります。本ツールでは複数装置のコンフィグを管理者が設定するスケジュールに従って、同時に収集することができます。収集したコンフィグファイルのファイル名には収集した日付が入りますので、収集日による履歴管理が可能になります。

Q 23

アラクサラの機器を複数管理しています。ソフトウェアのアップデートをする場合に便利なツールはありますか?

A 23

AX-NUのソフトウェア更新ツールがあります。本ツールでは複数装置のソフトウェアのアップデートが可能となります。対象機種に応じたソフトウェアの選択、ソフトウェアのコピー、アップデートコマンド実行、再起動の確認等の処理を自動化することができますので、ソフトウェアアップデート作業工数を削減することが可能になります。

Q 24

Web認証システムを導入していますが、認証画面を社員へのお知らせ等に使用したいと考えています。認証スイッチが複数あるので、認証画面の更新工数が気になるのですが、何か良いツールは、ないでしょうか?

A 24

AX-NUのWeb認証画面入れ替えツールがあります。お客様がカスタマイズした認証画面をスケジュールに従って、更新することが可能です。

Q 25

装置の省電力機能を使ってネットワークの省電力運用をしたいと考えていますが、複数の装置に対して簡単に省電力設定ができるツールはないでしょうか?

A 25

AX-NUの省電力管理ツールがあります。複数装置の省電力機能を、GUIを使って、スケジュール設定することが可能です。また、1台のツールで設定するので、省電力の集中管理が可能になります。

Q 26

複数ある装置にフィルタを設定したいのですが、便利なツールはないでしょうか?

A 26

AX-NUのフィルタ管理ツールがあります。複数装置に対して、同一のフィルタを設定できます。

Q 27

装置情報のバックアップを取っておきたいのですが、何か良いツールはないでしょうか?

A 27

AX-NUの障害復旧サポートツールがあります。装置情報とソフトウェアのバックアップを定期的に取ることが可能です。そして、対象装置が障害になって、代替機を使って復旧させたい場合に、バックアップしておいたファイルをSDカードへコピーする機能もあります。この機能で作成したSDカードだけを代替機に挿入するだけで、システムを復旧させることが可能になります。

Q 28

製品の運用方法や障害発生時の対処方法を教えてください。

A 28

ソフトウェアマニュアルおよびトラブルシューティングガイドを公開していますので下記URLから参照してください。

Q 29

高機能スクリプトとは何ですか?

A 29

高機能スクリプトとは、装置のコンフィグレーションやオペレーションを装置内でプログラミングできるようにする機能です。
例えば、下記のような用途に適用できます。
・システムメッセージの出力を契機として、コマンドを自動で実行
・指定した時間間隔、時刻でコマンドを自動で実行
・ユーザが作成したシステムメッセージを出力

本機能を利用することで、従来機器のコマンドレス保守機能と同様なオペレータによるコマンド入力無しでの保守を行うことができます。また、スクリプトをカスタマイズできますので、さらに機能を拡張し、多岐に渡る保守作業を自動化することなども可能です。

なお、本機能は、AX8600S/AX8600Rで利用することが可能です。

Q 30

もっと詳しい製品のFAQを知りたいのですが?

A 30

ビシネスパートナー様及びインテグレーター会員様は専用サイトにてさらに詳しいFAQを公開しています。
一般のお客様は問い合わせ窓口から問い合わせください。

ご質問・資料請求・⾒積依頼など
以下のフォームより
お気軽にお問い合わせください

お問い合わせ

ページトップへ戻る