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SSL2048bit時代を担う、高性能スイッチの正体は?

Web認証の最大同時認証端末数を8倍にアップ!SSL2048bit時代の認証スイッチAX2530S

SUMMARY

PC教室や大学など大勢の人が多くの端末を利用する環境では、ネットワークへのアクセス制限の必要性から、IDとパスワードをSSLで暗号化させたWeb認証が一般的に用いられています。しかし、近年その暗号強度に不安の声があることはご存知でしょうか?PCやサーバなどの処理性能が大幅に向上したことで、1024bit鍵長の強度の暗号が解読される可能性が高まってきました。その対策としてSSLの鍵長は1024bitから2048bitへの移行が進んでいます。そのため、Web認証時に暗号の処理を行うスイッチの負担は大きくなり、従来以上の認証性能が求められています。
さらに、スマートデバイスの普及により、Web認証の利用シーンは拡大しています。この端末台数の増加も、スイッチの性能を圧迫する要因になっています。
このような課題に対し、高いパフォーマンスを発揮できるように認証性能の改善を行ったアラクサラの認証スイッチAX2530Sを紹介します。

貴社のSSL2048bit移行対策は万全?

1024bit鍵長の強度に不安を感じ、SSL2048bitに移行する企業が増えています。ここでポイントとなるのは、サービスレベルを落とさずに移行することです。しかし、現状では十分な処理性能を持っていても、SSL2048bitでは性能が不足する認証スイッチも少なくありません。特に、Web認証スピード(1秒あたりの認証処理性能)最大同時認証端末数(同時に接続要求があった場合、失敗しないで認証できる端末数)は、ストレスなくシステムを利用する上で無視できない性能指標となっています。
日常の例に置き換えてみましょう。この2つは駅での改札機の数(最大同時認証端末数)と改札機の性能(Web認証スピード)に似ています。改札機の数が増え、改札機の性能が上がれば、ラッシュ時であっても人々がスムーズに流れるのは想像出来ると思います。
スイッチでラッシュ時と同じ状況が発生するのは、認証処理が集中する授業開始時のPC教室などが考えられます。Web認証スピードが低いスイッチを使用すると、全員の認証が完了するまで、非常に長い時間を要します。また、最大同時認証端末数が少ない場合は、いくら待っても認証できない学生が出てくるかもしれません。
これでは、学生の不満が募り、授業に集中するのは到底無理という事態にもなりかねません。

最大同時認証端末数が多く、セキュリティ強度も万全な認証スイッチで解決

このような課題を解決するため、アラクサラでは認証スイッチAX2530Sの性能を大幅に強化しました。1024bitはもちろん、2048bitでもWeb認証スピードの高いパフォーマンスを維持したまま、最大同時認証端末数を8倍(32台→256台)にアップさせました。
さらに、この強化はソフトウェアの最適化で実現しているため、すでにAX2530Sをお使いのお客様でも、ソフトウェアの更新(Ver.3.4以降)で対応可能です。

最大25台までだったのが→認証性能は維持/最大256台までOK

※ 最大収容端末数は1024台(Web認証の確立後、装置全体に収容しておける端末台数)

また、AX2530Sは トリプル認証 もサポートしているため、PC以外の端末(プリンタなど)が混在する環境にも柔軟に対応できます。アラクサラのトリプル認証は、無線LANアクセスポイントや島ハブを経由しても認証確認を行うため、コストの削減が可能です。

AX2530Sのチカラの見せ所

最大同時認証端末数が256台(1台あたり1セッションの場合)というのはオーバースペックに感じられるかもしれません。しかし、現在はタブブラウザやアドオンが普及し、1台の端末が複数セッションを張る事も珍しくありません。例えば50台の端末があるPC教室で、1台あたり5セッションを張った場合には、250台相当の負荷がスイッチにかかることになります。
このように負荷がかかる状態であっても、AX2530Sなら余裕を持ってストレスなく認証を行うことができます。

セッション数が多くてもスムースに認証

L2スイッチWeb認証性能一覧
  SSL1024bit SSL2048bit
最大同時
認証端末数(※1)
Web認証
スピード
最大同時
認証端末数(※1)
Web認証
スピード
高付加価値
モデル
AX2530S
(Ver.3.4~)
256台 24台/秒 256台 8台/秒
コスト
パフォーマンス
モデル
AX2230S
(Ver.2.4~)
100台 6台/秒 70台 1台/秒
AX1240S
(Ver.2.4~)
100台 6台/秒 65台 1台/秒

コストパフォーマンスモデルも性能を改善しました。

※1 1台あたり1セッションで接続したときの値
※2 最大収容端末数は1024台(Web認証の確立後、装置全体に収容しておける端末台数)
※3 上記測定値は弊社内の検証環境下で測定した実測値です。したがって、全ての条件下で結果を保証するものではありません。

SSL2048bit時代のスタンダードとなるアラクサラのAX2530S

AX2530SはSSL2048bit環境においても、Web認証スピード最大同時認証端末数の性能は抜群。PC教室や大学の講義など、認証スイッチに性能が求められる環境下でも、学生はストレス無く授業を開始することができます。

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