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事例:沖縄県北谷町様自治体

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地域イントラネットで、オンリーワンの未来像を描く。

沖縄県北谷町様地域イントラネットで、オンリーワンの未来像を描く
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(1)導入背景:生活環境の向上と地域活動推進に貢献する、地域イントラネット

2001年に策定された「e-Japan戦略」を旗印に、各自治体で積極的にギガビットネットワークが構築され、現在次々と住民に向けた新たな行政サービスが具現化されている沖縄県。ここ北谷町でも、2006年4月1日から「地域イントラネット」が本格稼働しました。

「北谷町では、平成12年に地域情報ネットワーク基本計画を立案しました。これが、地域イントラネットの原案ですね。生涯学習支援センターや美浜メディアステーションなど町内の主要施設を超高速通信でネットワークして、町民のみなさんにユビキタスサービスを提供していきたいと考えたのです。」と北谷町役場 総務部:情報政策課/多和田氏は語ります。

現在、北谷町の地域イントラネットには、町内の主要な公共施設やリゾートホテルをはじめ、観光関連の施設や保育所、学校、児童館までインテグレーションされています。

「現段階で、町内の59の施設がネットワークされています。各施設へ行政情報や教育情報を提供することで学校生徒と地域住民の交流を促したり、健康や生涯学習に関する講座・教室の情報を提供することで、よりよい生活環境の向上と地域の活動に貢献していきたいと考えています。例えば、ご高齢の方も、ご近所の公共施設に行けばクライアントPCや地域イントラネットに接続されたテレビを通じて、いつでも健康体操や町の記録映像といったマルチメディアコンテンツを閲覧できます。地域イントラネットが、地域情報化の中核になっています。」と同情報政策課/伊波氏。

事実、このITインフラを有効活用して、今年度から町議会のリアルタイム配信もスタートします。

「これまで、議会の様子は町役場庁舎内のモニターでなければ見ることができなかったのですが、今後は近隣の主要施設で、リアルタイムで見ることができます。開かれた町政を目指している、北谷町らしい情報公開の一つの方法だと思いますね。」と多和田氏。今後は議会のムービーのアーカイブ化も進め、閲覧したい議会をオンデマンドで見ることが可能になる予定です。

(2)システム構成:アラクサラネットワークス製品なら、IPv6への拡張も容易に

町役場内の情報センターを基点に構築された、北谷町の地域イントラネット。 同情報センターの他に、美浜メディアステーション、保険相談センター、そして生涯学習支援センターの4つのアクセスポイントが1Gbpsで接続され、ループ型の幹線を形成しています。

そのアクセスポイントで採用されているのが、アラクサラネットワークスのギガビットイーサネット対応レイヤー3スイッチ「AX5400S」です。また情報センターと役場庁舎をつなぐ高速LAN環境構築には、1Uサイズのレイヤー3スイッチ「AX3600S」が導入されています。さらに、重点施設の6つの小中学校にもレイヤー3スイッチを配備。いずれのスイッチもIPv6対応型です。

もちろん、それらの選択には、政府が進めるIPv6の普及促進政策と、北谷町情報政策課の考える地域イントラネットの将来的なIPv6構想の双方が、大きく関わっていました。

地域イントラネットは、今後の住民サービスの重要な基盤です。そのため、長期的な視点で設計・構築を行う必要がありました。継続的に地域イントラネットを通じて、より高機能なユビキタスサービスを提供していくためにも、スイッチをIPv6対応で統一することが欠かせませんでした。 また将来的なIPv6環境への移行にも、アラクサラネットワークス製品であれば不安はないと木本氏。

「アラクサラはIPv6の実装に長けていますから、高い信頼をおいています。今回導入したAX5400Sは標準でIPv6に対応して、IPv6のハードウェアルーティングが可能です。それにIPv4でできることの多くが、IPv6でも可能です。移行時における設計や構築が容易になると認識しています。」

(3)製品選択基準:日立、NECのDNAが受け継がれた、大きな安心感

地域イントラネットに求められるのは、やはり安定運用。「万一の場合の機動性も考慮して、ネットワークスイッチの選択は、国内メーカーであることも非常に重視しました。」と伊波氏。

また木本氏は、アラクサラネットワークスに受け継がれているDNAを選択理由の一つにあげました。「アラクサラネットワークスが、日立製作所とNECの合弁会社というのは、以前から知っていました。両社のスイッチの品質はネットワーク系エンジニアの間で高く評価されています。両社のノウハウが受け継がれているなら安心だと思いました。」

さて、今回の地域イントラネット開発事業が正式に認可されたのは2005年10月。その後、2006年1月から実質的な構築が開始されました。しかし、プロジェクトは3月末までに検証を含めて完了させることが必須でした。そんなタイトなスケジュールでプロジェクトを成功させることができたのも、アラクサラネットワークスが国内メーカーであるところが多いと木本氏は語ります。

「開発自体も国内で行われている訳ですから、エンジニアのノウハウが違いますね。事前の調査と、設計段階が非常にスムーズでした。エンジニアの全面的なご協力もあって、実質1ヶ月程度という短い構築期間でしたが、予定通り構築できました。」と木本氏。

実際に設計していく中で、アラクサラネットワークス製スイッチのインターフェイスにも魅力を感じられたようです。

「今回、アクセスポイントで採用したAX5400Sの場合、まずVLANを定義してから、そこに必要なポートを設定してきます。ネットワーク設計者の思考順序が考慮されていますね。設定作業がスムーズで、非常に分かりやすいと感じました。」

(4)導入効果:北谷町独自の教育スタイル確立にも貢献

こうして2006年4月1日、正式稼働した地域イントラネット。その波及効果には、北谷町の教育を大きく変える可能性もあると伊波氏は語ります。

「現在、町内の全小中学校の各教室に、地域イントラネットにネットワークされたクライアントPCが設置されています。そのクライアントPCを介して、いつでも誰でも町の保有する豊富なリッチコンテンツを閲覧できます。また各校に、マルチメディアコンテンツ作成ツールも導入しました。この環境を積極的に活用することで、町内の各小学校や中学校が独自の教育コンテンツを作成し、配信できます。今後、それらのオリジナルコンテンツが徐々に蓄積され、各校で共有が進むでしょう。将来、それらがベースになって、どこにもない北谷町オンリーの新しい教育スタイルが確立されるかもしれません」。

さらに、地域イントラネットのもう一つの注目すべき可能性に関して、多和田氏が解説してくれました。

「今後、沖縄市や嘉手納町など、同様の地域イントラネットを稼働させている周辺自治体と協力して、イントラネットをぜひリンクさせたいと考えているんです。例えば、北谷町の映像、そして周辺地区の音楽やCGなどのインキュベート施設がリンクされれば、より多くの利用希望者に向けて多機能サービスを一元的に提供できます。映画やドラマ、CMなどで撮影から編集まで全てを、このエリアで処理できる訳です。経済効果の面でも大きく期待できると確信しています。」

新たな経済効果の可能性も秘めた、北谷町の地域イントラネット。今日も、アラクサラネットワークスが支えています。

沖縄県北谷町
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