岡山大学のキャンパスネットワークがAXシリーズを採用
~フォールトトレラントとネットワークパーティションで、運用性が大幅向上~
2010年11月24日
アラクサラネットワークス株式会社
アラクサラネットワークス株式会社(本社: 神奈川県川崎市 代表取締役社長 和田宏行 以下アラクサラ)のAXシリーズスイッチが、国立大学法人岡山大学(岡山県岡山市 学長 千葉喬三 以下岡山大学)の学内ネットワークに採用され、稼動を開始しました。
岡山大学では、教育研究その他業務の高度化及び円滑な遂行のため、IT部門と企画部門を統合した情報統括センターを本年4月に発足させるなど、積極的な情報環境整備に取り組んでいます。このたびのキャンパスネットワークの更新にあたっては、障害に強く、運用性が高いネットワークの構築を目指しました。
アラクサラのAXシリーズが採用されたのは、岡山大学本部および九つの学部がある津島キャンパスと、大学病院と医学部・歯学部がある鹿田キャンパスのキャンパス情報ネットワークで、ネットワークの構築は、西日本電信電話株式会社(NTT西日本)によって行われました。採用にあたっては、AXシリーズの以下のような特長が評価されたものです。
センター側に設置されたフォールトトレラントスイッチにレイヤ3機能を集中させ、同時にネットワークパーティションによって、業務毎にネットワークの分離を確保できました。これにより、ネットワークの障害発生時にも業務への影響が軽減され、センター側からの緊急対応が容易となったため、ネットワークの運用性が大幅に向上しました。
また従来よりもシャーシ型スイッチの台数を削減でき、AXシリーズの省電力性に加えて、一層の電力削減が可能となりました。
岡山大学では、今後ユーザの利便性向上とネットワーク運用の一層の効率化、セキュリティの向上などをめざし、認証基盤の導入と同時にダイナミックVLAN*3を利用し、ユーザが学内のどこからでも研究室のネットワークに直接アクセスできる環境を構築する予定です。
本ネットワークの構築に採用された主な製品は、10Gbps対応のミッドレンジスイッチAX6700Sシリーズ、コンパクトギガビットスイッチAX3600Sシリーズ、AX2400Sシリーズなどです。
アラクサラでは、岡山大学でのネットワーク構築の経験を活かし、今後とも高信頼、低消費電力のネットワーク構築を進めてまいります。
アラクサラネットワークス株式会社は、「快適で安心して使えるネットワークを世界の人々に提供し、豊かな情報通信社会の実現に貢献」を企業理念としています。情報ライフラインを支える概念としてギャランティード・ネットワークを提唱し、ネットワーク構築に必要な基幹系ルータおよびスイッチの開発から設計、製造、販売、保守のサービスを提供しています。
会社名 | アラクサラネットワークス株式会社 |
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設立日 | 2004年10月1日 |
代表者 | 代表取締役社長 和田宏行 |
資本金 | 55億円 |
所在地 | 神奈川県川崎市幸区鹿島田890 新川崎三井ビル西棟 |
従業員数 | 約310名 (2010年3月末現在) |
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