アラクサラネットワークスがマイクロソフト社の
NAP(Network Access Protection)との接続検証に成功
2007年2月6日
アラクサラネットワークス株式会社
アラクサラネットワークス株式会社(本社: 神奈川県川崎市 代表取締役社長 和田宏行 以下アラクサラ)は、マイクロソフト コーポレーション(米国本社:Redmond,WA USA、最高経営責任者:Steve Ballmer 以下マイクロソフト) のNAP(Network Access Protection)とアラクサラのAX2400S/3600Sシリーズおよび、AX1200Sシリーズとの接続検証に成功しました。
企業や公共団体の情報システムにおいて、ネットワークに接続されるクライアントPCのセキュリティ設定が不適切になっているあるいは、OSのセキュリティパッチレベルが低いなどによるセキュリティ脅威の増加が問題となっています。これに対処するために、ネットワークレベルでの認証・検疫ソリューションの需要が高まっています。
NAPはWindows VistaおよびWindows Server "Longhorn"に搭載されるポリシー制御技術で、ネットワークのセキュリティポリシーに応じて、PCのネットワークへの接続を制御し、またPCのセキュリティレベルを更新するなどにより、セキュリティ対応が不十分なPCによる障害の発生からネットワークを守るものです。NAPはWindows VistaおよびWindows Server "Longhorn"のベータ版で提供されています。
アラクサラでは、今後、企業情報システムの主流となるクライアントOSであるWindows VistaおよびサーバOSのWindows Server "Longhorn"との間でNAPによる接続検証を行うことで、ユーザにとって安心・安全なネットワークをいち早く提供することを目指しています。
アラクサラのスイッチ製品が提供するIEEE802.1X認証機能やMAC VLAN等のネットワーク技術とNAPの検疫技術の連携により、セキュリティポリシーに違反したユーザのトラフィックを阻止し、またユーザ毎のセキュリティ管理を行えるなど、企業情報システムのセキュリティ向上が可能となります。
今回アラクサラのAXシリーズスイッチと、Windows VistaならびにWindows Server "Longhorn"との間で検証を行った機能は、以下の通りです。
マイクロソフト社 サーバプラットフォームビジネス本部本部長の五十嵐光喜氏は「ユビキタスネットワーク時代において、(認証・検疫を含む)アクセス技術は重要であり、当社はNAPを推進しております。アラクサラがネットワーク機器において弊社のソリューションを具現化したことは非常に意義あることであり、歓迎いたします」とコメントしています。
アラクサラは、2005年9月のNAP技術への対応表明以来、スイッチ製品のNAP技術への対応を推進してまいりました。今後ともアラクサラのAX6000ファミリを始めとする新製品へのNAP対応を推進して行く予定です。
検証した内容については、以下の展示会でデモンストレーションを予定しております。
アラクサラネットワークス株式会社は、「快適で安心して使えるネットワークを世界の人々に提供し、豊かな情報通信社会の実現に貢献」を企業理念としています。情報ライフラインを支える概念としてギャランティード・ネットワークを提唱し、ネットワーク構築に必要な基幹系ルータおよびスイッチの開発から設計、製造、販売、保守のサービスを提供しています。
会社名 | アラクサラネットワークス株式会社 |
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設立日 | 2004年10月1日 |
代表者 | 代表取締役社長 和田 宏行 |
資本金 | 55億円 |
所在地 | 神奈川県川崎市幸区鹿島田890 新川崎三井ビル西棟 |
従業員数 | 約340名 (2007年3月末現在) |
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