アラクサラネットワークスが認証・検疫ソリューションに最適な
ダイナミックVLAN(MAC VLAN)対応パケットスイッチ機構の販売を開始
2005年6月1日
アラクサラネットワークス株式会社
アラクサラネットワークス株式会社(取締役社長 和田宏行 以下アラクサラ)は、クライアントPCのネットワークアクセス時の認証、検疫、駆除、治療等を目的とした認証・検疫ソリューションに最適なVLAN制御を、センタスイッチでの構築を実現するAXシリーズに搭載するパケットスイッチ機構「PSU-43」とこれをサポートするソフトウェア(OS-SW Ver9.3)を2005年6月末に出荷します。
昨今の企業情報システムにおけるセキュリティ対策として、クライアントPCのネットワークアクセス時の認証、検疫、駆除、治療等を目的とした認証・検疫ソリューションが注目されております。認証・検疫ソリューションではPCからのアクセス時に認証VLANセグメント、検疫VLANセグメントなどVLANの切替を動的に行うネットワークの構築が必要となります。
今回販売しますPSU-43を搭載したAXシリーズはPC1台1台に対してVLAN制御を行う事ができるMAC VLAN機能をハードウェアで実現しました。またMAC VLANを利用する事でセンタスイッチでVLAN制御が行えるため、認証・検疫のソリューションに要求されるネットワークを高速かつ安価に構築することが可能となります。
品名・型名 | 出荷時期 | 価格(消費税込み) |
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PSU-43 | 2005年6月末 | 4,200,000円 |
アラクサラは国産ネットワーク機器ベンダーとしての特徴を活かし、
といったオープンなネットワーク環境での接続性と機器自身の高性能・高機能化を進めるとともに
を通じ、安全・安心なネットワーク構築の追求を図ってまいります。
著名ISVの認証・検疫ソリューションとして、CapsSuite(NEC)、JP1(日立)、Sygate Secure Enterprise(Sygate Technology)等の製品との連携確認を推進しており、今後結果を公表して行きます。また、他の製品との連携についても確認し公表して行きます。
AXシリーズはVLAN制御として、ポートVLAN、タグVLANに加えて、PSU-43によりMAC VLANをサポート致します。
MAC VLANは、ポート上を流れるトラフィックのMACアドレスを判別しVLANに振り分ける機能で、フロアスイッチで集約されセンタスイッチに流れ込むトラフィックから特定のPCのトラフィックだけを抽出し、特定のVLANに振り分けることができます。
企業情報システムにおける認証・検疫ソリューションにおいて、PC1台1台に対してVLANの振り分けをポートVLANやタグVLANを使って実現する場合、トラフィックを集約するフロアスイッチの段階でVLANの制御が必要となり、VLAN制御のための設定や認証・検疫VLAN自体を複数設定する等、ネットワークの運用が複雑となります。
MAC VLANを利用すると、集約されたトラフィックからPC毎にVLANの制御ができるので、センタスイッチ一箇所でVLAN制御が行え、また認証・検疫VLAN自体の数も集約することができ、ネットワーク運用コストの削減が可能となります。
また、AXシリーズではIEEE802.1XやRadiusなど標準の認証機能をサポートしているので、オープンな環境でのネットワークの構築、及び標準機能と連携する著名ISVの認証・検疫製品と連携により、トータルなネットワーク構築費用を安価に実現することが可能となります。
アラクサラは、6月8日~10日に開催されるNetWorld+Interop 2005 Tokyo(新規ウィンドウを表示)(幕張メッセ)で、今回発表した製品を出展する予定です。
会社名 | アラクサラネットワークス株式会社 |
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設立日 | 2004年10月1日 |
代表者 | 代表取締役社長 和田 宏行 |
資本金 | 55億円 |
従業員数 | 約320名 |
事業内容 | ルータ、スイッチ等ネットワーク機器の開発・製造・販売・保守 |
このプレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、最新の情報と異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。