アライドテレシスホールディングスとアラクサラネットワークスの業務提携について
2004年12月20日
アライドテレシスホールディングス株式会社
アラクサラネットワークス株式会社
アライドテレシスホールディングス株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役会長兼CEO大嶋章禎、以下アライドテレシスホールディングス)と、アラクサラネットワークス株式会社(本社 神奈川県川崎市、取締役社長 和田宏行 以下アラクサラネットワークス)は、このたび、販売・サポートおよび技術協力に関する業務提携について基本合意致しました。
アライドテレシスホールディングスは今回の合意を基に、国内の販売子会社であるアライドテレシス株式会社を通じてアラクサラネットワークス製のハイエンドスイッチ「AX7800Sシリーズ」およびミッドレンジスイッチ「AX5400Sシリーズ」のOEM供給を受け、「スイッチブレード7800シリーズ」、「スイッチブレード5400シリーズ」としてラインナップを拡充し、来春より販売を開始します。
アライドテレシスホールディングスは、国産ネットワーク機器メーカーの草分けとして1987年に設立され、グループ各社を通じてスイッチ、ルータ、光関連装置などの開発・製造・販売を行い、特に日本全国の自治体の地域ネットワーク構築や文教市場における校内LAN構築、企業への多数の納入実績を持ち、IPv6対応製品の開発・投入もいち早く行っています。イーサネットスイッチの国内市場において、数年来トップシェア(出荷ポート数)を誇り、レイヤー3スイッチの低価格化に先鞭をつけ、圧倒的な出荷数を誇るとともに、IPv6対応、モジュラー型スイッチの投入等積極的な製品展開により、今なお、シェアを伸ばしています。また、昨年からは、ネットワーク・インフラにとどまらず、音声や画像といったアプリケーションの開発を進め、ブロードバンドを活用するためのソリューションを展開しています。
アラクサラネットワークスは2004年10月1日に株式会社日立製作所と日本電気株式会社により、基幹系ルータおよびスイッチの開発から設計、製造、販売、保守までを行う合弁会社として設立されました。アラクサラネットワークスは情報ライフラインを支える概念として「ギャランティードネットワーク」を提唱し、本コンセプトに基づく製品としてハイエンドルータ「AX7800Rシリーズ」、ハイエンドスイッチ「AX7800Sシリーズ」、ミッドレンジスイッチ「AX5400Sシリーズ」を販売しています。さらに、これらの製品を導入されるお客様に対して、他社関連製品群との組み合わせを可能にし、最適なネットワーク構築を実現するために、機器ベンダ、ネットワーク構築パートナー、販売パートナーとの積極的なアライアンスを進めています。
今回の合意により、アライドテレシスホールディングスは従来からのエッジ/ワークグループ製品群の上位(コア)に位置付ける製品を提供できるようになります。これにより、コアからワークグループまで国産メーカーによるネットワーク構築が可能になり、高速かつ信頼性の高いインフラを含めたマルチメディア・ネットワークの提案を推し進めます。今後、アライドテレシス株式会社を通じた国内での提案/販売活動を行っていくとともに、米国のAllied Telesyn inc.(本社:ワシントン州)をはじめとする海外の販売子会社を通じて世界展開を図り、アライドテレシスグループ全体による「スイッチブレード7800シリーズ」、「スイッチブレード5400シリーズ」の販売は、3年間で100億円を目標としています。
一方、アラクサラネットワークスは両社製品の相互接続性について技術的評価を行い、その情報を両社の販売パートナーに提供することで、両社製品を用いたネットワーク構築を支援します。
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