解説書 Vol.1

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8.4 回線バックアップ使用時の注意事項

<この節の構成>
(1) 回線バックアップの制御対象
(2) ATMをバックアップする場合の注意点

(1) 回線バックアップの制御対象

回線バックアップの制御対象となる専用線は海外規格またはPOSではない専用線,レイヤ2にPPPを適用します。バックアップ,オーバーロードの制御対象外の専用線については「表5-42 バックアップ,オーバーロードの制御対象外の専用線」を参照してください。

(2) ATMをバックアップする場合の注意点

ATM回線でcloseコマンドを実行すると,相手局はその契機でインタフェースのDOWNを検出できません。コマンドによるバックアップを行う場合は両局のATM回線でcloseコマンドを実行してください。ATMをバックアップする場合の注意点を次の図に示します。

図8-12 ATMをバックアップする場合の注意点

[図データ]

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