解説書 Vol.1

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4.3.3 ネットワーク構成例

Tag-VLAN連携をマルチホームまたはTag-VLAN連携回線に設定することで,一つの物理回線に最大256のVLANを収容できます。Tag-VLAN連携のネットワーク構成を次の図に示します。この図の構成では,ネットワークA(VLAN ID=1)とネットワークB(VLAN ID=2)を接続しているインタフェースには二つのVLANを設定します。

図4-4  Tag-VLAN連携のネットワーク構成

[図データ]

ネットワークAからネットワークB(またはその逆)へフレームを送る場合,ネットワークBからネットワークCへフレームを送る場合,本装置による中継はLayer3中継(異なるサブネット間の中継)になります。

本装置がサポートするTag-VLAN連携中継の流れを次に示します(番号は「図4-4  Tag-VLAN連携のネットワーク構成」に対応しています)。

  1. Tag付きフレームの受信(VLAN ID=1)→Tag付きフレームの送信(VLAN-ID=2)
  2. Tag付きフレームの受信(VLAN ID=2)→Tagの削除→Tagなしフレームの送信
  3. Tagなしフレームの受信→Tagの付加→Tagありフレームの送信(VLAN ID=2)

Tag-VLAN連携をマルチホームまたはTag-VLAN連携回線に設定することによって,一つの物理回線に最大256のVLANを収容できます。「図4-4  Tag-VLAN連携のネットワーク構成」の場合,ネットワークA(VLAN ID=1)とネットワークB(VLAN ID=2)を接続しているインタフェースには二つのVLANを設定します。

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