解説書 Vol.2
本装置がセルリレーサービスに接続する場合について,日本電信電話株式会社(NTT)のセルリレーサービスであるスーパーリレーCRを例として示します。本装置が接続できるサービス品目について「表10-18 接続できるサービス品目(セルリレーサービス)」に示します。また,サービスカテゴリごとの接続性を「表10-19 サービスカテゴリごとの接続性」に示します。
アクセス方式 物理インタフェース サービス品目 備考 第2種PDS方式 光 155.52Mbit/s
ITU-T G.9570.5Mbit/s
1〜44Mbit/s(1Mbit/s単位)ONUに接続 メタル 25.6Mbit/s
TTC JT-I432.50.5Mbit/s
1Mbit/s〜24Mbit/s(1Mbit/s単位)ONUに接続 第2種SS方式 光 155.52Mbit/s
ITU-T G.9570.5Mbit/s
1〜135Mbit/s(1Mbit/s単位)DSUに接続 第3種 光 155.52Mbit/s
ITU-T G.95745Mbit/s
135Mbit/s− (凡例) −:該当しない
サービスカテゴリ 接続制御 フレームリレーインターワーク 本装置の接続性 CBR PVC − ○ SVC − × VBR PVC インターワークあり △ インターワークなし △ UBR PVC − ○ (凡例) ○:サポートする △:計画中 ×:サポートしない −:該当しない
- <この項の構成>
- (1) 構成定義条件
- (2) サービスカテゴリの設定
「10.3.1 ATMメガリンクサービス (2) 構成定義条件」を参照してください。
セルリレーサービスは利用するサービスによって,VPサービスの場合とVCサービスの場合があります。それぞれについてのサービスカテゴリ設定の考え方を次に示します。
- VPサービスに接続する場合
「10.3.1 ATMメガリンクサービス (3) サービスカテゴリの設定」を参照してください。
- VCサービスに接続する場合
接続するサービスのサービスカテゴリに合わせて本装置のサービスカテゴリを設定してください。
- サービスカテゴリVBR使用上の注意事項
スーパーリレーCRのVCサービスのようにVC単位でUPCが行われるサービスに接続する場合は,セル廃棄が行われる可能性があるため,次に示す範囲で設定してください。
- サステーナブルセルレートはピークセルレートの65%以下
- MBSは5以上(デフォルト値は30)
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