AX7800S・AX5400Sソフトウェアマニュアル
運用ガイド
Ver. 10.10対応 Rev.1
AX-10-019-J0
目 次
- 前書き
- 変更内容
- はじめに
- 1. 運用開始前に
- 1.1 運用管理の概要
- 1.2 本装置を運用する上での準備品
- 1.2.1 コンソール
- 1.2.2 リモート運用端末
- 1.2.3 バックアップ用MC
- 2. 装置起動
- 2.1 起動から停止までの概略
- 2.2 装置を起動する
- 2.3 装置を停止する
- 2.4 コンソールからログインする
- 2.4.1 初期導入時のログイン
- 3. コマンド操作
- 3.1 CLIでの操作
- 3.1.1 ログイン・ログアウト
- 3.1.2 コマンド入力モード
- 3.1.3 CLI機能
- 3.1.4 CLI設定のカスタマイズ
- 3.2 CLIの注意事項
- 3.2.1 自動ログアウト時の注意
- 3.2.2 ログイン後に運用端末がダウンした場合
- 3.2.3 待機系のMCにあるファイルにアクセスする場合
- 3.2.4 待機系でコマンドを実行した場合
- 3.2.5 telnet接続時の注意事項
- 3.2.6 ダンプ専用ディレクトリにアクセスする場合
- 3.2.7 CLIの特殊キー操作に関する注意事項
- 4. システム操作パネルの操作
- 4.1 メニュー
- 4.2 Line情報の表示
- 4.3 CPU使用率の表示
- 4.4 メモリ使用率の表示
- 4.5 バージョンの表示
- 4.6 筐体内温度の表示
- 4.7 ボードの交換
- 4.8 装置の停止
- 4.9 障害の表示
- 5. 初期導入時の作業
- 5.1 ソフトウェアバージョンを確認する
- 5.2 ログインセキュリティを設定する
- 5.2.1 装置管理者モード移行のパスワードを設定する
- 5.2.2 ログインユーザを作成する
- 5.2.3 初期導入時のログインユーザを削除する
- 5.2.4 同時にログインできるユーザ数を設定する
- 5.2.5 リモート運用端末からのログインを制限する
- 5.2.6 CLIコマンドを制限する
- 5.2.7 ログイン前にメッセージを表示する
- 5.2.8 ログイン後にメッセージを表示する
- 5.3 時刻を設定する
- 5.3.1 概要
- 5.3.2 時刻変更に関する注意事項
- 5.4 ボードの実装状態を確認する
- 5.5 コンフィグレーションを設定する
- 5.5.1 概要
- 5.5.2 二重化運用時の注意事項
- 5.6 セキュリティへの配慮
- 5.6.1 ネットワークサービス機能を停止する
- 5.7 冗長構成を設定する
- 5.7.1 コマンドによる設定
- 5.8 ダイアルアップIP接続を設定する
- 6. インタフェース状態・ルーティング状態の確認
- 6.1 ネットワークインタフェース状態の確認
- 6.1.1 イーサネット回線の動作状態を確認する
- 6.1.2 リンクアグリゲーションの運用状態を確認する
- 6.1.3 POS回線の動作状態を確認する【AX7800S】
- 6.2 レイヤ2ネットワーク状態の確認
- 6.2.1 VLANの運用状態を確認する
- 6.2.2 FDBの運用状態を確認する
- 6.2.3 スパニングツリー運用状態を確認する
- 6.2.4 IGMP snoopingの運用状態を確認する
- 6.2.5 MLD snoopingの運用状態を確認する
- 6.3 レイヤ3インタフェース状態の確認
- 6.3.1 IPv4インタフェースのup/downを確認する
- 6.3.2 IPv6インタフェースのup/downを確認する
- 6.3.3 Tag-VLAN連携通信の運用状態を確認する
- 6.4 IPv4ネットワーク状態の確認
- 6.4.1 当該宛先アドレスとの通信可否を確認する
- 6.4.2 当該宛先アドレスまでの経路を確認する
- 6.4.3 隣接装置とのARP解決情報を確認する
- 6.4.4 フィルタリング機能を確認する
- 6.4.5 ポリシールーティング機能を確認する
- 6.4.6 Nullインタフェースを確認する
- 6.4.7 ロードバランスで使用する選択パスを確認する
- 6.4.8 マルチホーム接続を確認する
- 6.4.9 DHCP/BOOTPリレーエージェント機能を確認する
- 6.4.10 DHCPサーバ機能を確認する
- 6.4.11 DNSリレー機能を確認する
- 6.5 IPv4ユニキャストルーティング情報の確認
- 6.5.1 宛先アドレスへの経路を確認する
- 6.5.2 スタティックの隣接情報を確認する
- 6.5.3 RIPのゲートウェイ情報を確認する
- 6.5.4 OSPFのインタフェース情報を確認する【OP-OSPF(AX5400S)】
- 6.5.5 BGP4のピアリング情報を確認する【OP-BGP】
- 6.5.6 IS-ISの隣接情報を確認する【OP-ISIS】
- 6.6 IPv4マルチキャストルーティング情報の確認【OP-MLT】
- 6.6.1 宛先グループアドレスへの経路を確認する
- 6.6.2 PIM-DM,PIM-SM情報を確認する
- 6.6.3 DVMRP情報を確認する
- 6.6.4 IGMP情報を確認する
- 6.7 IPv6ネットワーク状態の確認
- 6.7.1 当該宛先アドレスとの通信可否を確認する
- 6.7.2 当該宛先アドレスまでの経路を確認する
- 6.7.3 隣接装置とのNDP解決情報を確認する
- 6.7.4 フィルタリング機能を確認する
- 6.7.5 ポリシールーティング機能を確認する
- 6.7.6 Nullインタフェースを確認する
- 6.7.7 ロードバランスで使用する選択パスを確認する
- 6.7.8 IPv6 DHCPサーバ機能を確認する
- 6.7.9 トンネルインタフェース情報を確認する
- 6.8 IPv6ユニキャストルーティング情報の確認
- 6.8.1 宛先アドレスへの経路を確認する
- 6.8.2 スタティックの隣接情報を確認する
- 6.8.3 RIPngのゲートウェイ情報を確認する
- 6.8.4 OSPFv3のインタフェース情報を確認する【OP-OSPF(AX5400S)】
- 6.8.5 BGP4+のピアリング情報を確認する【OP-BGP】
- 6.8.6 IS-ISの隣接情報を確認する【OP-ISIS】
- 6.8.7 IPv6アドレス情報が正しく配布されているかを確認する
- 6.9 IPv6マルチキャストルーティング情報の確認【OP-MLT】
- 6.9.1 宛先グループアドレスへの経路を確認する
- 6.9.2 PIM-SM情報を確認する
- 6.9.3 MLD情報を確認する
- 6.10 QoS機能の確認
- 6.10.1 QoS制御機能を確認する
- 6.11 レイヤ2認証情報の確認
- 6.11.1 IEEE802.1X機能の運用状態を確認する
- 6.12 高信頼性機能の確認
- 6.12.1 GSRPの運用状態を確認する
- 6.12.2 IPv4ネットワークのVRRPの同期を確認する
- 6.12.3 IPv6ネットワークのVRRPの同期を確認する
- 6.12.4 IEEE802.3ah/UDLD機能の運用状態を確認する
- 6.13 SNMPエージェント通信の確認
- 6.13.1 SNMPマネージャとの通信を確認する
- 6.14 フロー統計機能の確認
- 6.14.1 sFlowコレクタとの通信を確認する
- 6.14.2 sFlow統計機能を確認する
- 6.14.3 NetFlowコレクタとの通信を確認する
- 6.14.4 NetFlow統計機能を確認する
- 6.15 隣接装置情報の確認
- 6.15.1 LLDP機能の運用状態を確認する
- 6.15.2 OADP機能の運用状態を確認する
- 7. 運用中の作業
- 7.1 ログインユーザを追加・削除する
- 7.2 ログインユーザのパスワードを変更する
- 7.3 運用ログを確認する
- 7.3.1 ログインの履歴を確認する
- 7.3.2 障害に関するログがないかを確認する
- 7.4 SNMPトラップ情報を確認する
- 7.5 MC容量を確認する
- 7.6 ネットワーク構成を変更する
- 7.6.1 ボードを追加する
- 7.6.2 ランニングコンフィグレーションをバックアップする
- 7.6.3 バックアップコンフィグレーションファイルを作成する
- 7.6.4 コンフィグレーションを入れ替える
- 7.7 系切替をする【AX7800S】
- 7.7.1 実施方法
- 7.7.2 系切替後にPSUが再起動する要因
- 7.7.3 系切替が抑止されている要因
- 7.7.4 RMイーサネット運用時の注意事項
- 7.8 系切替をする【AX5400S】
- 7.8.1 実施方法
- 7.8.2 系切替後にBSUが再起動する要因
- 7.8.3 系切替が抑止されている要因
- 7.8.4 リモートマネージメントポート運用時の注意事項
- 7.9 ソフトウェア/コンフィグレーションをMCにバックアップする
- 8. トラブル発生時の対応
- 8.1 装置または装置の一部の障害
- 8.1.1 障害がシステム操作パネルに表示された
- 8.1.2 STATUSランプが緑点灯以外の状態である
- 8.1.3 系切替ができない
- 8.1.4 MCにアクセスできない
- 8.1.5 MCの容量が不足している
- 8.2 運用端末のトラブル
- 8.2.1 コンソールからの入力,表示がうまくできない
- 8.2.2 リモート運用端末からログインできない
- 8.2.3 ログインパスワードを忘れてしまった
- 8.2.4 RADIUS/TACACS+を利用したログイン認証ができない
- 8.2.5 RADIUS/TACACS+を利用したコマンド承認ができない
- 8.2.6 ローカルコマンド承認ができない
- 8.3 障害情報検出
- 8.3.1 運用ログの中に障害に関するログが記録されている
- 8.3.2 ダンプファイルが作成されている
- 8.3.3 コアファイルが作成されている
- 8.4 ネットワークインタフェースの通信障害
- 8.4.1 イーサネット回線の接続ができない
- 8.4.2 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tのトラブル発生時の対応
- 8.4.3 1000BASE-Xのトラブル発生時の対応
- 8.4.4 10GBASE-Rおよび10GBASE-Wのトラブル発生時の対応【AX7800S】
- 8.4.5 10GBASE-WでのSONET/SDH装置との接続ができない【AX7800S】
- 8.4.6 リンクアグリゲーション使用時の通信障害
- 8.4.7 POS回線の接続ができない【AX7800S】
- 8.4.8 POSでのトラブル発生時の対応【AX7800S】
- 8.4.9 PPP使用時の通信障害【AX7800S】
- 8.5 レイヤ2ネットワークの通信障害
- 8.5.1 VLANによるレイヤ2通信ができない
- 8.5.2 スパニングツリー機能使用時の障害
- 8.5.3 IGMP snoopingによるマルチキャスト中継ができない
- 8.5.4 MLD snoopingによるマルチキャスト中継ができない
- 8.6 IPv4ネットワークの通信障害
- 8.6.1 通信ができない,または切断されている
- 8.6.2 DHCP機能でIPアドレスが割り振られない
- 8.6.3 DHCP機能でDynamicDNS連携が動作しない
- 8.6.4 DNSリレー通信でドメイン解決ができない
- 8.7 IPv4ユニキャストルーティングの通信障害
- 8.7.1 スタティック経路情報がない
- 8.7.2 RIP経路情報がない
- 8.7.3 OSPF経路情報がない【OP-OSPF(AX5400S)】
- 8.7.4 BGP4経路情報がない【OP-BGP】
- 8.7.5 IS-IS経路情報がない【OP-ISIS】
- 8.8 IPv4マルチキャストルーティングの通信障害【OP-MLT】
- 8.8.1 PIM-DMネットワークで通信ができない
- 8.8.2 PIM-SMネットワークで通信ができない
- 8.8.3 DVMRPネットワークで通信ができない
- 8.9 IPv6ネットワークの通信障害
- 8.9.1 通信ができない,または切断されている
- 8.9.2 IPv6 DHCPに関するトラブルシューティング
- 8.9.3 トンネルインタフェース上で通信ができない
- 8.10 IPv6ユニキャストルーティングの通信障害
- 8.10.1 スタティック経路情報がない
- 8.10.2 RIPng経路情報がない
- 8.10.3 OSPFv3経路情報がない【OP-OSPF(AX5400S)】
- 8.10.4 BGP4+経路情報がない【OP-BGP】
- 8.10.5 IS-IS経路情報がない【OP-ISIS】
- 8.11 IPv6マルチキャストルーティングの通信障害【OP-MLT】
- 8.11.1 PIM-SMネットワークで通信ができない
- 8.12 レイヤ2認証の通信障害
- 8.12.1 IEEE 802.1X使用時の通信障害
- 8.13 高信頼性機能の通信障害
- 8.13.1 GSRPの通信障害
- 8.13.2 IPv4ネットワークのVRRP構成で通信ができない
- 8.13.3 IPv6ネットワークのVRRP構成で通信ができない
- 8.13.4 IEEE802.3ah/UDLD機能でポートが閉塞状態になる
- 8.14 SNMPの通信障害
- 8.14.1 SNMPマネージャからMIBの取得ができない
- 8.14.2 SNMPマネージャでトラップが受信できない
- 8.15 フロー統計機能の通信障害
- 8.15.1 コレクタ装置にsFlowパケットが届かない(sFlow統計)
- 8.15.2 フローサンプルがコレクタに届かない(sFlow統計)
- 8.15.3 カウンタサンプルがコレクタに届かない(sFlow統計)
- 8.15.4 コレクタ装置にNetFlowパケットが届かない(NetFlow統計)
- 8.15.5 フロー単位統計パケットがコレクタに届かない(NetFlow統計)
- 8.15.6 フロー集約統計パケットがコレクタに届かない(NetFlow統計)
- 8.15.7 フロー統計パケット(NetFlow Version 9)がコレクタに届かない【OP-ADV】
- 8.15.8 PSU(AX5400SではBSU)単位のフロー統計情報が見えない
- 8.16 隣接装置管理機能の通信障害
- 8.16.1 LLDP機能により隣接装置情報が取得できない
- 8.16.2 OADP機能により隣接装置情報が取得できない
- 8.17 NTPの通信障害
- 8.17.1 NTPによる時刻同期ができない
- 9. 保守作業
- 9.1 障害情報の取得
- 9.1.1 運用端末からftpコマンドを使用した障害情報の取得
- 9.2 保守情報のファイル転送
- 9.2.1 ftpコマンドを使用したファイル転送
- 9.2.2 zmodemコマンドを使用したファイル転送
- 9.2.3 show tech-supportコマンドを使用した保守情報のファイル転送
- 9.2.4 運用端末からftpコマンドを使用したファイル転送
- 9.3 障害が発生したAX7800Sボードの交換【AX7800S】
- 9.3.1 障害が発生したボードの交換(電源ONしたまま)
- 9.3.2 障害が発生したボードの交換(電源OFFしたあと)
- 9.4 障害が発生したAX5400Sボードの交換【AX5400S】
- 9.4.1 障害が発生したボードの交換(電源ONしたまま)
- 9.4.2 障害が発生したボードの交換(電源OFFしたあと)
- 9.5 ボード,メモリの取り外し/増設【AX7800S】
- 9.5.1 ボードの取り外し(電源ONしたまま)
- 9.5.2 ボードの増設(電源ONしたまま)
- 9.5.3 ボードの増設(電源OFFしたあと)
- 9.5.4 メモリの増設
- 9.6 ボード,メモリの取り外し/増設【AX5400S】
- 9.6.1 ボードの取り外し(電源ONしたまま)
- 9.6.2 ボードの増設(電源ONしたまま)
- 9.6.3 ボードの増設(電源OFFしたあと)
- 9.6.4 メモリの増設
- 9.7 MCの取り外し/取り付け
- 9.7.1 MCの取り外し時の注意事項
- 9.7.2 MCの取り付け時の注意事項
- 9.8 装置/回線の状態を確認する
- 9.8.1 交換/増設した待機系BCUの状態確認
- 9.8.2 交換/増設したPSU/NIFの状態確認
- 9.9 回線をテストする
- 9.9.1 イーサネット回線
- 9.9.2 POS回線【AX7800S】
- 10. ソフトウェアアップデート
- 10.1 概要
- 10.2 アップデート後の作業
- 付録
- 付録A 用語解説
- 索引
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