解説書 Vol.2
- <この項の構成>
- (1) ラベル交換プロトコルの設定
- (2) TTL伝達モードの設定
(1) ラベル交換プロトコルの設定
MPLS機能,IP-VPN機能およびL2-VPN機能を使ってCisco社ルータと相互接続する場合,Cisco社ルータではラベル交換プロトコルとしてLDP(Label Distribution Protocol)を稼働させてください。TDP(Tag Distribution Protocol)を稼働させた場合には本装置と相互接続できません。
(2) TTL伝達モードの設定
MPLS網の構築時に本装置とCisco社ルータを混在させて,Cisco社ルータをMPLS網のingressエッジルータとして使用する場合,tracerouteコマンドを仕様どおり動作させるためには,Cisco社ルータのTTL伝達モードを下記設定または相当の設定で使用してください。
- 非VPN空間で使用する場合
mpls ip propagate-ttl
- VPN空間で使用する場合
no mpls ip propagate-ttl forward
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