コンフィグレーションガイド Vol.2

19.1.2　冗長構成の運用方法

＜この項の構成＞

(1)　運用形態

(2)　待機系の運用

(1)　運用形態

PSPの運用形態を次に示します。

• すべてのPSPを運用系にする。
  すべてのPSPを運用系にすることによって，パケット転送性能を最大にします。
  
• PSPを運用系と待機系にする。
  片方のPSPを待機系とし，もう一方のPSPを運用系とします。障害発生時に待機系PSPを使用してパケット転送性能を維持します。
  

(2)　待機系の運用

• ホットスタンバイ
  待機系の電力をONにして，PSPを起動した状態で待機させ，運用系PSPの障害発生時に系切替を瞬時に行います。
  
• コールドスタンバイ2
  待機系PSPの電力供給を完全にOFFにすることで，待機系PSPの消費電力をほぼ0（ゼロ）に抑えられます。運用系PSPの障害発生時に自動的に起動し，系切替を行います。なお，系切替時に待機系PSPを起動するため，系切替に時間が掛かります。
  

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