コンフィグレーションガイド Vol.2

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15.1.6 ARPパケットの受信レート制限

ダイナミックARP検査有効時に,受信するARPパケットを監視するとき,設定した受信レートを超えたARPパケットを廃棄する機能です。

受信レートはコンフィグレーションコマンドip arp inspection limit rateで設定できます。本コマンドを設定していない場合は,受信レートを制限しません。

ARPパケットの受信レート制限は,本装置が受信するすべてのARPパケットを対象にします。

受信レートを超えたARPパケットは廃棄し,運用ログ情報を採取します。ただし,SNMP通知は送信しません。なお,運用ログ情報は運用コマンドshow ip dhcp snooping loggingで確認できます。

<この項の構成>
(1) CPUに転送するパケット数
(2) 運用ログ情報の採取契機

(1) CPUに転送するパケット数

CPUに転送するパケット数は,DHCPパケットの受信レート制限と同様です。

パケット数については,「15.1.3 DHCPパケットの受信レート制限 (1) CPUに転送するパケット数」を参照してください。

(2) 運用ログ情報の採取契機

運用ログ情報の採取契機は,DHCPパケットの受信レート制限と同様です。

採取契機については,「15.1.3 DHCPパケットの受信レート制限 (2) 運用ログ情報の採取契機」を参照してください。

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