コンフィグレーションガイド Vol.2

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15.1.7 DHCP snooping使用時の注意事項

<この項の構成>
(1) レイヤ2スイッチ機能との共存
(2) フロー配分パターン変更時の注意
(3) フィルタ(ポリシーベーススイッチングおよびポリシーベースルーティングを含む)との共存
(4) レイヤ2認証との共存
(5) バインディングデータベースの保存と復元について
(6) DHCPパケットの受信レート制限について
(7) ダイナミックARP検査について
(8) ARPパケットの受信レート制限について

(1) レイヤ2スイッチ機能との共存

コンフィグレーションガイド Vol.1 18.3 レイヤ2スイッチ機能と他機能の共存について」を参照してください。

(2) フロー配分パターン変更時の注意

オンラインでフロー配分パターンを変更した場合,DHCP snoopingでバインディングデータベースにダイナミック登録されたエントリは削除されます。また,copyコマンドでフロー配分パターンの異なるバックアップコンフィグレーションを反映した場合,ダイナミック登録されたエントリのうち収容条件に収まらない分は削除されます。

(3) フィルタ(ポリシーベーススイッチングおよびポリシーベースルーティングを含む)との共存

(a) DHCP snoopingとの共存

DHCP snoopingとフィルタ(受信側)が共存する場合,フィルタ条件に関係なくアクセスリスト(受信側)の対象外となる,プロトコル名称bootpsおよびbootpcの両方のパケットを透過します。

(b) 端末フィルタとの共存

端末フィルタとフィルタ(受信側)は,同一ポート内で共存できません。

(4) レイヤ2認証との共存

(a) Web認証との共存

7.2.1 レイヤ2認証と他機能との共存」を参照してください。

(b) 認証専用IPv4アクセスリスト設定時の注意

DHCP snoopingと認証専用IPv4アクセスリストが共存する場合,認証専用IPv4アクセスリストのフィルタ条件にプロトコル名称bootpsまたはbootpcのどちらか一方を設定しても,そのほかのフィルタ条件に関係なく,bootpsおよびbootpcの両方のパケットを透過します。

(5) バインディングデータベースの保存と復元について

(6) DHCPパケットの受信レート制限について

(7) ダイナミックARP検査について

(8) ARPパケットの受信レート制限について

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