解説書 Vol.1
- <この項の構成>
- (1) 概要
- (2) デフォルトVLANから除外するポート
(1) 概要
本装置では,コンフィグレーションが未設定の状態であっても,装置の起動後すぐにレイヤ2中継ができます。このとき,すべてのスイッチポートはデフォルトVLANと呼ぶVLANに属します。デフォルトVLANは常に存在し,VLAN IDには「1」を使用します。VLAN ID「1」は,装置内で予約番号として扱うため,変更することはできません。また,ID以外にも,コンフィグレーションで設定できる項目は通常のVLANとは異なります。
なお,VLANを設定したポートで,受信したフレームの所属するVLANが設定したVLANに一致しない場合にはデフォルトVLANのフレームとして取り扱います。
(2) デフォルトVLANから除外するポート
デフォルトVLANにはコンフィグレーション未設定の状態で自動的にポートが所属しますが,コンフィグレーションによってデフォルトVLANの自動的な所属から除外する場合があります。次に示すポートはデフォルトVLANに自動的に所属しなくなります。
- VLAN 1以外のポートVLANでUntaggedポートとして設定しているポート
- 未定義フレーム廃棄機能を設定しているポート
- VLANトンネリング機能を設定した場合の全ポート
- ルータポート
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