解説書 Vol.1

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9.8.4 ネットワーク構成例

DHCP/BOOTPリレーエージェント機能を使用したネットワーク構成例を示します。

<この項の構成>
(1) DHCP/BOOTPサーバとDHCP/BOOTPクライアント間にリレーエージェントが1台ある構成例
(2) DHCP/BOOTPサーバとDHCP/BOOTPクライアント間にリレーエージェントが複数台ある構成例(DHCP/BOOTPサーバのIPアドレスが既知の場合)
(3) DHCP/BOOTPサーバとDHCP/BOOTPクライアント間にリレーエージェントが複数台ある構成例(DHCP/BOOTPサーバのIPアドレスが不明の場合)
(4) DHCP/BOOTPクライアント接続インタフェースにマルチホーム設定がある構成例

(1) DHCP/BOOTPサーバとDHCP/BOOTPクライアント間にリレーエージェントが1台ある構成例

DHCP/BOOTPサーバとDHCP/BOOTPクライアント間にリレーエージェントが1台ある場合の構成例を次の図に示します。

図9-29 構成例1(DHCP/BOOTPサーバとDHCP/BOOTPクライアント間にリレーエージェントが1台ある場合)

[図データ]

この図のリレーエージェント設定項目を次の表に示します。

表9-14 リレーエージェント設定項目(構成例1)

設定項目 設定値
DHCP/BOOTPクライアント
接続側のインタフェース
BOOTP REQUEST HOPS 1(経由するリレーエージェント最大数)
Relay Address DHCP/BOOTPサーバのIPアドレス
DHCP/BOOTPサーバ側
インタフェース
なし

(凡例) −:該当しない


(2) DHCP/BOOTPサーバとDHCP/BOOTPクライアント間にリレーエージェントが複数台ある構成例(DHCP/BOOTPサーバのIPアドレスが既知の場合)

DHCP/BOOTPサーバとDHCP/BOOTPクライアント間にリレーエージェントが複数台ある場合の構成例を次の図に示します。DHCP/BOOTPクライアント側ネットワークで,DHCP/BOOTPサーバのIPアドレスが既知の場合に有効です。

図9-30 構成例2(DHCP/BOOTPサーバとDHCP/BOOTPクライアント間にリレーエージェントが複数台ある場合)

[図データ]

この図の本装置A,B,Cの各リレーエージェント設定項目を次の表に示します。

表9-15 リレーエージェント設定項目(構成例2)

装置 設定項目 設定値
本装置A DHCP/BOOTPクライアント
接続側のインタフェース
BOOTP REQUEST HOPS 1(経由するリレーエージェントの最大数)
Relay Address
  • DHCP/BOOTPサーバ1のIPアドレス
  • DHCP/BOOTPサーバ2のIPアドレス
本装置Bとのインタフェース なし
本装置B 本装置Aとのインタフェース なし
本装置Cとのインタフェース なし
本装置C 本装置Bとのインタフェース なし
DHCP/BOOTPサーバ
接続側のインタフェース
なし

(凡例) −:該当しない


(3) DHCP/BOOTPサーバとDHCP/BOOTPクライアント間にリレーエージェントが複数台ある構成例(DHCP/BOOTPサーバのIPアドレスが不明の場合)

DHCP/BOOTPサーバとDHCP/BOOTPクライアント間にリレーエージェントが複数台ある場合の構成例を次の図に示します。DHCP/BOOTPクライアント側ネットワークで,DHCP/BOOTPサーバのIPアドレスが不明な場合に有効です。

図9-31 構成例3(DHCP/BOOTPサーバとDHCP/BOOTPクライアント間にリレーエージェントが複数台ある場合)

[図データ]

この図に示す本装置A,B,Cの各リレーエージェント設定項目を次の表に示します。

表9-16 リレーエージェント設定項目(構成例3)

装置 設定項目 設定値
本装置A DHCP/BOOTPクライアント
接続側のインタフェース
BOOTP REQUEST HOPS 1(経由するリレーエージェントの最大数)
Relay Address 本装置Bの本装置AとのインタフェースIPアドレス
本装置Bとのインタフェース なし
本装置B 本装置Aとのインタフェース BOOTP HOPS 2
Relay Address 本装置Cの本装置BとのインタフェースIPアドレス
本装置Cとのインタフェース なし
本装置C 本装置Bとのインタフェース BOOTP HOPS 3
Relay Address
  • DHCP/BOOTPサーバ1のIPアドレス
  • DHCP/BOOTPサーバ2のIPアドレス
DHCP/BOOTPサーバ
接続側のインタフェース
なし

(凡例) −:該当しない


(4) DHCP/BOOTPクライアント接続インタフェースにマルチホーム設定がある構成例

DHCP/BOOTPリレーエージェント機能では,クライアントからのIPアドレス貸し出し要求パケット(DHCP/BOOTP REQUESTパケット)を受信したとき,受信インタフェースのIPアドレスをリレーエージェントアドレスとしてパケットに設定し,サーバへ中継します。ただし,本装置でクライアント接続インタフェースにマルチホームの設定がある場合は,インタフェースに最後にIP定義したIPアドレスをパケットに設定しています。DHCP/BOOTPクライアント接続インタフェースにマルチホーム設定がある場合の構成例を次の図に示します。

図9-32 構成例4

[図データ]

この図のリレーエージェント設定項目を次の表に示します。

表9-17 リレーエージェント設定項目(構成例4)

設定項目 設定値
DHCP/BOOTPクライアント側インタフェース IPアドレス ネットワークB,ネットワークCと本装置とのインタフェースIPアドレス
ネットワークAと本装置とのインタフェースIPアドレス
BOOTP REQUEST HOPS 1(経由するリレーエージェント最大数)
Relay Address DHCP/BOOTPサーバのIPアドレス
DHCP/BOOTPサーバ側インタフェース なし

(凡例) −:該当しない

注※ 最後に設定する必要があります。設定方法の詳細についてはマニュアル「構成定義ガイド 7.4.4 DHCP/BOOTPクライアントへの接続をマルチホームインタフェースとする」を参照してください。


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