解説書 Vol.2

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9.1.1 インタフェース種別の設定

本装置と他機種をイーサネットで接続する場合には次の点に注意してください。

<この項の構成>
(1) 10BASE-T/100BASE-TX接続
(2) 1000BASE-SX/1000BASE-LX/1000BASE-LH接続
(3) オートネゴシエーション接続(10BASE-T,100BASE-TX,1000BASE-SX,1000BASE-LX,1000BASE-LH)
(4) フローコントロール
(5) タグによる仮想LANおよび優先制御

(1) 10BASE-T/100BASE-TX接続

次に示すように本装置の構成定義指定値と相手装置のインタフェース状態が不一致の場合,接続できないので注意してください。

(2) 1000BASE-SX/1000BASE-LX/1000BASE-LH接続

本装置はオートネゴシエーション,または全二重固定接続です。

(3) オートネゴシエーション接続(10BASE-T,100BASE-TX,1000BASE-SX,1000BASE-LX,1000BASE-LH)

本装置と相手装置の両方をオートネゴシエーションで使用する場合,接続する相手装置がIEEE802.3uオートネゴシエーションで接続できるか確認してください。この場合,設定されるモードは本装置および接続相手装置がサポートしている中で最も高速なモードが設定されます。相手装置が全二重固定設定の場合,本装置はオートネゴシエーションでなく全二重固定設定にしてください。

また,相手装置によってはオートネゴシエーションが正しく完了しないで通信ができない場合があります。この場合,本装置は次に示すシステムメッセージを表示します。このような問題は,本装置の設定を接続する相手装置に合わせた固定のモードにすると回避できます。

 
E4 LINELAN NIF:X LINE:X 41000201 1350:XXXXXXXXXXXX The interface faild in autonegotiation
 

(4) フローコントロール

本装置はギガビット・イーサネットでフローコントロールを行います。本装置は相手装置からポーズパケットを受信した場合,送信規制を行います。また,本装置からポーズパケットを送信することによって,相手装置に送信規制を行います。

(5) タグによる仮想LANおよび優先制御

本装置はIEEE802.1Q(Tag-VLAN)をサポートしていますが,IEEE802.1p(優先制御)はサポートしていません。

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