解説書 Vol.2
本装置と他機種をイーサネットで接続する場合には次の点に注意してください。
- <この項の構成>
- (1) 10BASE-T/100BASE-TX接続
- (2) 1000BASE-SX/1000BASE-LX/1000BASE-LH接続
- (3) オートネゴシエーション接続(10BASE-T,100BASE-TX,1000BASE-SX,1000BASE-LX,1000BASE-LH)
- (4) フローコントロール
- (5) タグによる仮想LANおよび優先制御
次に示すように本装置の構成定義指定値と相手装置のインタフェース状態が不一致の場合,接続できないので注意してください。
- 10BASE-T/100BASE-TXのインタフェース種別が不一致の場合。
- 10BASE-T/100BASE-TXのインタフェース種別は一致しているが,全二重/半二重が不一致の場合。
(2) 1000BASE-SX/1000BASE-LX/1000BASE-LH接続
本装置はオートネゴシエーション,または全二重固定接続です。
(3) オートネゴシエーション接続(10BASE-T,100BASE-TX,1000BASE-SX,1000BASE-LX,1000BASE-LH)
本装置と相手装置の両方をオートネゴシエーションで使用する場合,接続する相手装置がIEEE802.3uオートネゴシエーションで接続できるか確認してください。この場合,設定されるモードは本装置および接続相手装置がサポートしている中で最も高速なモードが設定されます。相手装置が全二重固定設定の場合,本装置はオートネゴシエーションでなく全二重固定設定にしてください。
また,相手装置によってはオートネゴシエーションが正しく完了しないで通信ができない場合があります。この場合,本装置は次に示すシステムメッセージを表示します。このような問題は,本装置の設定を接続する相手装置に合わせた固定のモードにすると回避できます。
E4 LINELAN NIF:X LINE:X 41000201 1350:XXXXXXXXXXXX The interface faild in autonegotiation
本装置はギガビット・イーサネットでフローコントロールを行います。本装置は相手装置からポーズパケットを受信した場合,送信規制を行います。また,本装置からポーズパケットを送信することによって,相手装置に送信規制を行います。
本装置はIEEE802.1Q(Tag-VLAN)をサポートしていますが,IEEE802.1p(優先制御)はサポートしていません。
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