解説書 Vol.2

[目次][用語][索引][前へ][次へ]


8.1.1 運用端末

本装置は運用端末として初期導入時にコンソールが必要です。そのあとの運用にはコンソールまたはリモート運用端末が必要です。コンソールはRS232Cに接続する端末,リモート運用端末はIPネットワーク経由で接続する端末です。運用端末はtelnetやrloginで本装置にリモートログインします。運用端末はIPネットワーク経由でSNMPマネージャによるネットワーク管理にも対応しています。運用端末の接続形態を「図8-1 運用端末の接続形態」に,リモート運用端末接続ポートと運用端末の条件を「表8-2 運用端末の条件」に示します。

図8-1 運用端末の接続形態

[図データ]

表8-2 運用端末の条件

端末種別 接続形態 必要機能
コンソール RMシリアル接続(RS232C) RS232C(回線速度:19200,9600,4800,2400,1200)
ZMODEM手順
CD-ROM(ISO-9660)
RMシリアル接続(モデム) RS232C(回線速度:9600)
リモート運用端末 通信用ポート接続(NIF接続) TCP/IP
telnetまたはrlogin
ftp
CD-ROM(ISO-9660)

注※ 本端末を使用してソフトウェアの入れ替えを行う場合に必要です。


<この項の構成>
(1) コンソール

(1) コンソール

コンソールはRMシリアル接続(RS232C)とRMシリアル接続(モデム)があります。RMシリアル接続(RS232C)の本装置のシリアルインタフェースはD-Sub9ピンです。コンソールと接続する場合にはクロスケーブルを使用してください。例えば,AT互換機と本装置を接続する場合には,AT互換機同士をシリアルで接続するためのD-Sub9ピンクロスケーブルを使用してください。クロスケーブルの結線仕様を次の図に示します。

図8-2 クロスケーブルの結線仕様

[図データ]

RMシリアル接続(モデム)およびダイアルアップIP接続のコンソールを本装置のRMシリアルインタフェースにモデムを接続する場合には,AT互換機とモデムを接続するためのストレートケーブルを使用してください。また,本装置に接続するモデムは自動着信に設定してください。本装置ではモデムを設定できないので,PCなどに接続して設定してください。

[目次][前へ][次へ]


[他社商品名称に関する表示]

Copyright (c)2005 ALAXALA Networks Corporation. All rights reserved.