解説書 Vol.2
本装置はセットアップ作業が終了すると,コンソールまたはリモート運用端末を使用して運用管理します。本装置には同時に複数の運用端末を接続し複数のユーザがログインできますが,構成定義情報の編集は「ルータ管理者」となった1ユーザに制限しています。運用管理の種類を次の表に示します。
表8-1 運用管理
運用機能 概要 コマンド入力機能 コマンドラインによる入力を受け付けます。 ログイン制御機能 不正アクセス防止,パスワードチェックを行います。 構成定義情報編集機能 運用のための構成定義情報を設定します。設定された情報はすぐ運用に反映されます。 ネットワークコマンド機能 IP,IPv6,IPX,ブリッジ情報表示,リモート操作コマンドなどをサポートします。 ログ・統計情報 過去に発生した障害情報および回線使用率などの統計情報を表示します。 LEDおよびFAULT CODEの表示 LEDおよび7セグによって本装置の状態を参照します。 MIB情報収集 SNMPマネージャによるネットワーク管理が行います。 装置保守機能 装置を保守するための状態表示,装置とネットワークの障害を切り分けるための回線診断,およびパッケージの取り替えなどのコマンドを持ちます。 MC保守機能 MCのコピー,フォーマットなどを行います。
- <この節の構成>
- 8.1.1 運用端末
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