解説書 Vol.2
ブリッジ接続の場合,いくつか禁止トポロジがあります。ネットワーク構成が複雑になると禁止トポロジの判別が難しくなりますが,禁止トポロジは次に示す点を考慮して判断してください。
- 閉ループを形成していないこと
ネットワークにループが形成されている場合,そのループ上のポートはすべてスパニングツリーを実行している必要があります。一つでもスパニングツリーを実行していないポートが存在すると閉ループを形成してしまいます。
- ルータと並列接続していないこと
このような接続を行うとルータのネットワークアドレス定義でシステム矛盾が発生します。ネットワーク上にこのような構成がないか注意してください。閉ループの禁止トポロジの例を「図4-10 閉ループ形成例1」および「図4-11 閉ループ形成例2」に,ルータとの並列接続の禁止トポロジの例を「図4-12 ルータとの並列接続例」に示します。
図4-10 閉ループ形成例1
図4-11 閉ループ形成例2
図4-12 ルータとの並列接続例
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