解説書 Vol.2
- <この項の構成>
- (1) 受信QoS制御指定(Inbound指定)したトラフィックをATMインタフェースで送信する場合の注意事項
(1) 受信QoS制御指定(Inbound指定)したトラフィックをATMインタフェースで送信する場合の注意事項
イーサネット,WAN,ATMインタフェースから受信したトラフィックに対してレイヤ3レベルの受信QoS制御を指定しても,ATMインタフェースで送信するレイヤ2レベルでQoSが動作してしまうので注意してください。ATMインタフェースでのQoS制御を次の図に示します。
図1-26 ATMインタフェースでのQoS制御(受信トラフィックをInbound指定してATMインタフェースへ送信する場合)
この図に示すように,受信QoS制御指定したトラフィックをATMインタフェースで送信する場合,送信先のATMインタフェースはレイヤ2レベルのQoS制御(CBR,UBRなどのサービスカテゴリ)に従ってQoS制御(完全優先,シェーピングなど)をします。
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