運用ガイド

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8.6.1 交換/増設したNIFの状態確認

ここでは通常運用時や本装置のNIFの交換,増設を行ったあとなどの状態を確認するときの手順を記載しています。また,障害のログメッセージが出ているときの対応作業の一つとしても参照してください。

<この項の構成>
(1) イーサネット/ギガビット・イーサネットの場合
(2) WAN回線の場合
(3) ATMの場合

(1) イーサネット/ギガビット・イーサネットの場合

[実行例]

本装置のNIF番号2にLine番号0のセグメント規格をオートネゴシエーションに設定し,オートネゴシエーションで動作しているHUBに接続したあとの回線状態の確認。

運用端末から次に示すshow nifコマンドを実行します。

> show nif 2[Enter]

コマンド実行結果として,「図8-8 イーサネットNIFのshow nifコマンド実行による確認結果」に示す画面を表示しますので,次のことを確認してください。

(2) WAN回線の場合

[実行例]

本装置のNIF番号1のLINE番号0にV.24回線が接続されている場合の回線状態の確認。

運用端末から次に示すshow nifコマンドを実行します。

> show nif 1[Enter]

コマンド実行結果として,「図8-9 WANのNIFのshow nifコマンド実行による確認結果」に示す画面を表示しますので,次のことを確認してください。

注:
”NIF1: active”でない,または”Line0: active up”でない場合は,「7.4.2 WAN回線の接続ができない」を参照してください。

図8-9 WANのNIFのshow nifコマンド実行による確認結果

[図データ]

(3) ATMの場合

[実行例]

本装置のNIF番号0の位置に,OC-3c/STM-1 ATM(multi-mode)のNIFを実装し,Line番号0の回線をDSU,ATMスイッチなどの隣接装置に接続します。Line番号0が構成定義された状態で回線状態を確認する例を示します。

運用端末から次に示すshow nifコマンドを実行します。

> show nif 0[Enter]

コマンド実行結果として,「図8-10 ATMのNIFのshow nifコマンド実行による確認」に示す画面を表示しますので,次のことを確認してください。

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