コンフィグレーションガイド Vol.2

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23.1.3 ポートミラーリング使用時の注意事項

<この項の構成>
(1) 送信フレームのミラーリングに関する注意事項
(2) スパニングツリー併用時の注意事項
(3) IEEE802.3ah OAM併用時の注意事項

(1) 送信フレームのミラーリングに関する注意事項

モニターポートとミラーポートが異なるFEの場合,モニターポート側のFEでは,ミラーリングできるパケットのミラーリング処理性能が約19Mpacket/sに制限されます。また,モニターポート側のFEで,送信フレームのポリシーベースミラーリングのモニターポートを併用する場合,ポートミラーリングとポリシーベースミラーリングの合計でFEごとに約19Mpackets/sに制限されます。

なお,PRUの種別によって,実装されるFEの数や,FEとNIFのつながりが異なるため,設定する際は注意してください。PRU内のFEとNIFのつながりについては,「19.1.1 概要」を参照してください。

(2) スパニングツリー併用時の注意事項

シングルスパニングツリーまたはマルチプルスパニングツリー併用時,ミラーポートにコンフィグレーションコマンドswitchport modeのaccessパラメータを設定した場合,該当するミラーポートからBPDUを送信します。

(3) IEEE802.3ah OAM併用時の注意事項

IEEE802.3ah OAM有効時,次に示す条件のどちらかを満たすと,ミラーポートからOAMPDUを送信します。

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