コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.3
仮想ルータのADVERTISEMENTパケット認証で使用するパスワードを設定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
vrrp <vrid> authentication <text>
- 情報の削除
no vrrp <vrid> authentication
[入力モード]
- (config-if)
- イーサネットインタフェース,ポートチャネルインタフェース,VLANインタフェース
- (config-subif)
- イーサネットサブインタフェース,ポートチャネルサブインタフェース
[パラメータ]
- <vrid>
- 仮想ルータのIDを指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
1〜255
- <text>
- ADVERTISEMENTパケット認証で使用するパスワード(SIMPLE TEXT PASSWORD)を指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
8文字以内の文字列をダブルクォート(")で囲んで設定します。入力できる文字は,英数字と特殊文字です。入力文字列にスペースなどの特殊文字を含まない場合,文字列をダブルクォート(")で囲まなくても設定できます。詳細は,「パラメータに指定できる値」の「■任意の文字列」を参照してください。
[コマンド省略時の動作]
パスワードなしとなります。ADVERTISEMENTパケット認証は行いません。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
vrrp modeコマンドでrfc3768またはietf-ipv6-spec-02を設定している場合,設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- vrrp modeコマンドを設定していない場合,本設定は無効です。
- vrrp followコマンドを設定している場合,本設定は無効です。
[関連コマンド]
なし
All Rights Reserved, Copyright(C), 2014, 2019, ALAXALA Networks, Corp.