コンフィグレーションガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]


7.4.2 IPv6ネットワークのVLANへの設定

<この項の構成>
(1) 設定内容の概要
(2) 構成図と設定条件
(3) コンフィグレーション例

(1) 設定内容の概要

VLAN#100にMLD snoopingを設定する例を示します。本例では,サーバがIPv6マルチキャストデータを送信し,PCがデータを受信するものとします。

(2) 構成図と設定条件

[構成図]

図7-23 構成図

[図データ]

[設定条件]

<本装置のVLAN#100>
  1. VLAN#100にはIPアドレス(例えば2001:db8::1)をあらかじめ設定しておきます。
  2. 本装置のVLAN#100にMLD snoopingを設定します。
  3. VLAN#100内にマルチキャストルータが存在しないので,本装置をクエリアとします。

(3) コンフィグレーション例

[コマンドによる設定]

<本装置のVLAN#100>
 1    (config)# mld-snooping
      [mld-snooping]
 2    (config)# target-vlan 100
      [mld-snooping target-vlan 100]
 3    (config)# querier
      [mld-snooping target-vlan 100]
 4    (config)# exit

表7-46 本装置のコンフィグレーション解説

解説番号 解説
1 MLD snoopingの設定を開始します。
2 本装置のVLAN#100にMLD snoopingを設定します。
3 本装置のVLAN#100にクエリア機能を設定します。
4 VLAN#100のMLD snoopingの設定を終了します。

[コンフィグレーションの表示]

<本装置のVLAN#100>
mld-snooping yes
  target-vlan 100
    querier

[目次][前へ][次へ]


[他社商品名称に関する表示]

Copyright (c)2005, 2011, ALAXALA Networks Corporation. All rights reserved.