解説書 Vol.2

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12.4.3 コンフィグレーションの運用方法

コンフィグレーションの運用方法を次の図に示します。

図12-3 コンフィグレーションの運用方法

[図データ]

MC故障に備えてリモート運用端末にコンフィグレーションファイルのバックアップを取ることをお勧めします。本装置はMC1枚でも運用できますが,運用中にMCが故障した場合には,リモート装置にアクセスするためのコンフィグレーションの設定,バックアップコンフィグレーションファイルの転送などに時間がかかり,迅速に復旧できません。迅速に復旧させるためにMCは2枚で運用することをお勧めします。

MCを2枚で運用した場合,コンフィグレーションを編集したあとに必ず運用コマンドのcopy mcコマンドを使用して,現用スロットから予備スロットにコピーすることをお勧めします。これは,本装置はMC故障時にブートするMCを自動的に切り替えることができますが,現用スロットのコンフィグレーションファイルより予備スロットのコンフィグレーションファイルが古い場合には,故障後に古いコンフィグレーションに従って運用するためです。

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