解説書 Vol.2
本装置では,MIB-IIトラップ,BGPトラップ,RMONトラップ,プライベートトラップの4種類をサポートしています。本装置がマネージャにトラップを通知するためには,コンフィグレーションコマンドでトラップを受信するSNMPマネージャのコミュニティ名,IPアドレスおよび受信するトラップのレベル(標準トラップだけか,プライベートトラップを含むか)を登録する必要があります。また,MIB-IIトラップは使用している機能に関係なく,常に有効です。ほかのトラップは,機能を有効にすることでトラップが発行されます。
本装置が通知するトラップを次の表に示します。
表7-5 本装置が通知するトラップ
トラップ種別 イベント通知概要 MIB-IIトラップ 
- 装置が起動しました。
 - 装置の構成変化を検出しました。
 - 回線のリンクダウンを検出しました。
 - 回線のリンクダウンの回復を検出しました。
 - 不正なSNMPマネージャからのアクセスを検出しました。
 BGPトラップ 
- BGPリンク確立を検出しました。
 - BGPリンク断を検出しました。
 RMONトラップ 
- 特定のMIBの値が上方閾値超えを検出しました。
 - 特定のMIBの値が下方閾値下回りを検出しました。
 プライベートトラップ 
- システム障害または警告メッセージの出力を検出しました。
 - 待機系BCUの状態変化を検出しました。【AX7800R】
 各トラップの詳細については「MIBレファレンス 4. サポートMIBトラップ」を参照してください。
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