コンフィグレーションガイド
- <この項の構成>
- (1) 設定内容の概要
- (2) 構成図と設定条件
- (3) コンフィグレーション例
(1) 設定内容の概要
DHCP/BOOTPサーバとDHCP/BOOTPクライアント間で複数台のリレーエージェントを経由するときのDHCP/BOOTPリレーエージェントコンフィグレーションの例を示します。本定義例では,DHCP/BOOTPクライアントが存在するネットワークに接続されている本装置AでリレーリストにDHCP/BOOTPサーバのIPアドレスを設定しています。
(2) 構成図と設定条件
- [構成図]
図8-14 構成図
- [設定条件]
- DHCP/BOOTPクライアントはイーサネットにて接続されていること。
- DHCP/BOOTPクライアントが本装置Aに接続されているインタフェースのIPアドレスを170.1.1.1とする。
- DHCP/BOOTPサーバのIPアドレスを170.10.10.10とする。
(3) コンフィグレーション例
- [コマンドによる設定]
- <本装置A>
1 (config)# relay-list 1 170.10.10.10 2 (config)# relay-group YellowGroup 1 3 (config)# relay-interface Department1 relay_group YellowGroup bootp_hops 1表8-15 本装置Aのコンフィグレーション解説
解説番号 解説 1 リレーリスト1にDHCP/BOOTPサーバのIPアドレス170.10.10.10を設定します。 2 解説番号1で設定したリレーリストをリレーグループ名YellowGroupに登録します。 3 解説番号2で設定したリレーグループ名YellowGroupをインタフェース名Department1に設定し,BOOTP REQUEST HOPS値を1とします。
- <本装置B>
- 本装置BでのDHCP/BOOTPリレーエージェントコンフィグレーションの設定はありません。
- [コンフィグレーションの表示]
- <本装置A>
relay-list 1 170.10.10.10 ! relay-group YellowGroup 1 ! relay-interface Department1 relay_group YellowGroup bootp_hops 1
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