コンフィグレーションガイド
- <この項の構成>
- (1) 設定内容の概要
- (2) 構成図と設定条件
- (3) コンフィグレーション例
(1) 設定内容の概要
DHCP/BOOTPサーバとDHCP/BOOTPクライアント間で一台のリレーエージェントを経由するときのDHCP/BOOTPリレーエージェントコンフィグレーションの例を示します。
(2) 構成図と設定条件
- [構成図]
図8-13 構成図
- [設定条件]
- DHCP/BOOTPクライアントA,Bはイーサネット,またはギガビット・イーサネットにて接続されていること。
- DHCP/BOOTPクライアントAが接続されているインタフェースのIPアドレスを170.1.1.1とする。
- DHCP/BOOTPクライアントBが接続されているインタフェースのIPアドレスを170.2.2.1とする。
- DHCP/BOOTPサーバ A’のIPアドレスを170.10.10.10とする。
- DHCP/BOOTPサーバ B’のIPアドレスを170.11.11.11とする。
- DHCP/BOOTPクライアントAはDHCP/BOOTPサーバ A’へ中継する。DHCP/BOOTPクライアントBはDHCP/BOOTPサーバB’へ中継する。
(3) コンフィグレーション例
- [コマンドによる設定]
- <本装置A>
1 (config)# relay-list 1 170.10.10.10 2 (config)# relay-list 2 170.11.11.11 3 (config)# relay-group RedGroup 1 4 (config)# relay-group BlueGroup 2 5 (config)# relay-interface Department1 relay_group RedGroup bootp_hops 1 6 (config)# relay-interface Department2 relay_group BlueGroup bootp_hops 1表8-14 本装置Aのコンフィグレーション解説
解説番号 解説 1 リレーリスト1にDHCP/BOOTPサーバ A’のIPアドレス170.10.10.10を設定します。 2 リレーリスト2にDHCP/BOOTPサーバ B’のIPアドレス170.11.11.11を設定します。 3 解説番号1で設定したリレーリスト1をリレーグループ名RedGroupに登録します。 4 解説番号2で設定したリレーリスト2をリレーグループ名BlueGroupに登録します。 5 解説番号3で設定したリレーグループ名RedGroupをインタフェース名Department1に設定し,BOOTP REQUEST HOPS値を1とします。 6 解説番号4で設定したリレーグループ名BlueGroupをインタフェース名Department2に設定し,BOOTP REQUEST HOPS値を1とします。
- [コンフィグレーションの表示]
- <本装置A>
relay-list 1 170.10.10.10 relay-list 2 170.11.11.11 relay-group BlueGroup 2 relay-group RedGroup 1 relay-interface Department1 relay_group RedGroup bootp_hops 1 relay-interface Department2 relay_group BlueGroup bootp_hops 1
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