解説書 Vol.1

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11.2.6 障害検出時間の算出方式

BFDでは,対向装置からBFDパケットを受信しなかった場合にセッションを切断するまでの時間(障害検出時間)を次の式で求めます。

障害検出時間=対向装置のBFDパケット送信間隔×対向装置の障害検出乗数

したがって,自装置の障害検出時間は対向装置の設定によって決まります。

<この項の構成>
(1) 対向装置障害検出
(2) 自装置障害検出

(1) 対向装置障害検出

対向装置の障害検出時間は,自装置の最小送信間隔と対向装置の最小受信間隔の大きい方の値になります。自装置の最小送信間隔を大きくすると,対向装置での障害検出時間が長くなります。

(2) 自装置障害検出

自装置の障害検出時間は,自装置の最小受信間隔と対向装置の最小送信間隔の大きい方の値になります。自装置の最小受信間隔を大きくすると,自装置での障害検出時間が長くなります。

図11-4 送信間隔と障害検出時間

[図データ]

注※ 「11.2.4 制御パラメータ」を参照してください。

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