解説書 Vol.1
- <この項の構成>
- (1) 通信相手の指定
- (2) 受信相手の指定
(1) 通信相手の指定
RIPでは通常,ブロードキャスト型インタフェースに対するメッセージの送信は,RIP-1ではブロードキャスト,RIP-2ではマルチキャストを使用します。このとき,コンフィグレーションコマンドripのtargetgatewaysサブコマンドを指定すると,メッセージをブロードキャスト型ネットワーク上の特定の隣接ルータに対してユニキャストで送信できます。送信相手を個別に指定することで,個々の相手ごとに細かなフィルタリングを指定できるようになり,ネットワーク上に存在するRIPを受信しないホストの不要な負荷を軽減できます。
(2) 受信相手の指定
コンフィグレーションコマンドripのtrustedgatewaysサブコマンドを指定すると,メッセージ受信相手を限定できます。
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