運用コマンドレファレンス Vol.2
show qos queueing interfaceコマンド指定で表示するすべてのキュー統計を0クリアします。
[入力形式]
clear qos queueing interface <port list> [{inbound | outbound}]
[入力モード]
一般ユーザモードおよび装置管理者モード
[パラメータ]
- <port list>
- ポート番号をリスト形式で指定します。リストに指定したポートを一つ以上含むキューの情報をすべて0クリアします。<port list>の指定方法および値の指定範囲については,「パラメータに指定できる値」を参照してください。
- {inbound | outbound}
- 受信キューまたは送信キューを指定します。
- inbound
- 受信キューの統計情報を0クリアします。
- outbound
- 送信キューの統計情報を0クリアします。
- 本パラメータ省略時の動作
- 受信キューと送信キューの統計情報を0クリアします。
- すべてのパラメータ省略時の動作
- ポート送受信キューの統計情報を0クリアします。
[実行例]
- ポートの統計情報を0クリアする実行例を次に示します。
図4-32 ポートの統計情報を0クリアした結果
> clear qos queueing interface 1/11 Date 20XX/05/15 12:00:00 UTC >
[表示説明]
なし
[通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
表4-15 clear qos queueing interfaceコマンドの応答メッセージ一覧
メッセージ 内容 Can't execute this command in standby system. 本コマンドは待機系システムでは実行できません。 Can't execute. コマンドを実行できません。
active状態のBSU,CSUまたはMSUがありません。一つ以上のBSU,CSUまたはMSUがactive状態であることを確認し再実行してください。Illegal NIF -- <nif no.>. 指定NIF番号が不正です。指定パラメータを確認し再実行してください。
<nif no.> NIF番号Illegal Port -- <port no.>. 指定ポート番号が不正です。指定パラメータを確認し再実行してください。
<port no.> ポート番号No operational port. 実行できるポートがありません。指定したNIFがactive状態であることを確認し再実行してください。
[注意事項]
- 本コマンドを実行すると,axsEtherTxQoSグループのMIB情報も0クリアします。
- 本コマンドを実行すると,show sflowコマンドで表示する廃棄した数(Dropped Que)も0クリアします。
All Rights Reserved, Copyright(C), 2006, 2018, ALAXALA Networks, Corp.