コンフィグレーションガイド Vol.2
本装置では複数のVRRPの規格をサポートしているため,既存システムに採用されている規格に合わせて柔軟に導入できます。
コンフィグレーションの設定時は,仮想ルータを構成する装置間でVRRP動作モードを一致させてください。なお,仮想ルータに設定されたIPプロトコルバージョンとVRRP動作モードのIPプロトコルバージョンが異なる場合,設定は無効となります。
- <この項の構成>
- (1) draft-ietf-vrrp-ipv6-spec-07に従ったVRRP動作モードの設定
- (2) draft-ietf-vrrp-unified-spec-02に従ったVRRP動作モードの設定
(1) draft-ietf-vrrp-ipv6-spec-07に従ったVRRP動作モードの設定
- [設定のポイント]
- 仮想ルータを構成する装置は,両装置ともdraft-ietf-vrrp-ipv6-spec-07で動作するようにコンフィグレーションを設定してください。
- [コマンドによる設定]
- (config-if)# vrrp 1 ietf-ipv6-spec-07-mode
IPv6仮想ルータが,draft-ietf-vrrp-ipv6-spec-07に従った動作になるように設定します。
(2) draft-ietf-vrrp-unified-spec-02に従ったVRRP動作モードの設定
- [設定のポイント]
- 仮想ルータを構成する装置は,両装置ともdraft-ietf-vrrp-unified-spec-02で動作するようにコンフィグレーションを設定してください。
- [コマンドによる設定]
- (config-if)# vrrp 1 ietf-unified-spec-02-mode
仮想ルータが,draft-ietf-vrrp-unified-spec-02に従った動作になるように設定します。
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