コンフィグレーションガイド Vol.2
- <この項の構成>
- (1) 待機系NIFを起動する条件
- (2) 運用系NIFを待機系にする条件
(1) 待機系NIFを起動する条件
NIF冗長グループ内で運用系NIFと待機系NIFが1枚ずつ稼働している場合,次の表に示す条件が発生すると待機系NIFを起動します。なお,待機系NIFを起動しても,運用系NIFは待機系にはなりません。
表20-1 待機系NIFの起動条件
対象部位 対象条件 運用系NIF
- ハードウェア障害
- HDCの更新による再起動
- コンフィグレーションによる再起動
- 運用コマンドの実行による再起動
- NIFがinactive状態,またはdisable状態になる
運用系NIF配下のポート
- ハードウェア障害
- 回線障害※
- トランシーバ障害
- コンフィグレーションによる再起動
- ポートがinactive状態,またはtest状態になる
- 注※
- 通信に使用しないポートは,コンフィグレーションでdisable状態にすることが必要です。disable状態にしない場合,待機系NIFを起動します。
(2) 運用系NIFを待機系にする条件
NIF冗長グループ内のすべてのNIFが運用系の場合,NIF優先度の高い運用系NIF配下のポートが次のどちらかの状態になると,NIF優先度が低い運用系NIFを待機系NIFへ変更します。
- active up状態
- コンフィグレーションによるdisable状態
All Rights Reserved, Copyright(C), 2006, 2018, ALAXALA Networks, Corp.