コンフィグレーションガイド Vol.2
- <この項の構成>
- (1) 運用形態
- (2) 待機系の運用
(1) 運用形態
BSUの運用形態を次に示します。
- すべてのBSUを運用系にする。
すべてのBSUを運用系にすることによって,パケット転送性能を最大にします。
- 1〜2枚のBSUを運用系,1枚を待機系にする。
1枚のBSUを待機系とし,1〜2枚のBSUを運用系とします。障害発生時に待機系BSUを使用してパケット転送性能を維持します。
(2) 待機系の運用
- ホットスタンバイ
待機系の電力をONにして,BSUを起動した状態で待機させ,運用系BSUの障害発生時に系切替を瞬時に行います。
- コールドスタンバイ
待機系の電力を部分的にOFFにして,BSUを停止させた状態で待機させ,運用系BSUの障害発生時に待機系BSUを起動し,系切替を行います。電力をOFFにすることによって,待機系BSUの消費電力を抑えられます。なお,系切替時に待機系BSUを起動するため,系切替に時間が必要です。
- コールドスタンバイ2
待機系BSUの電力供給を完全にOFFにすることによって,待機系BSUの消費電力をほぼ0(ゼロ)に抑えられます。運用系BSUの障害発生時には自動的に起動し,系切替を行います。なお,系切替時に待機系BSUを起動するため,系切替に時間が必要です。
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