コンフィグレーションガイド Vol.2

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6.7.2　バッファ管理

階層化シェーパでは，ポート単位およびユーザ単位でバッファを変更できます。バッファを大きくした場合，パケットが廃棄されにくくなります。ただし，パケットの遅延やほかのキューのトラフィックにも影響します。キューイングするパケットの特性やサービスに応じて変更してください。

階層化シェーパ機能をサポートしているNIFごとのバッファ容量のデフォルト値を次に示します。

＜この項の構成＞
(1)　AX6700S，AX6600Sの場合
(2)　AX6300Sの場合

(1)　AX6700S，AX6600Sの場合

表6-27　8キュー制御時のデフォルト値

キュー番号 NK1GS-8M
ポート単位 ユーザキュー単位
QoS1 2000 120
QoS2 2000 120
QoS3 1500 100
QoS4 1500 100
QoS5 1500 80
QoS6 1500 80
QoS7 1000 50
QoS8 1000 50

表6-28　4キュー制御時のデフォルト値

キュー番号 NK1GS-8M
ポート単位 ユーザキュー単位
QoS1 4000 120
QoS2 3000 100
QoS3 3000 80
QoS4 2000 50

表6-29　バッファ容量

NIF種別 バッファ容量
NK1GS-8M 96000

(2)　AX6300Sの場合

表6-30　8キュー制御時のデフォルト値

キュー番号 NH1GS-6M
ポート単位 ユーザキュー単位
QoS1 1250 120
QoS2 1250 120
QoS3 1000 100
QoS4 1000 100
QoS5 1000 80
QoS6 1000 80
QoS7 750 50
QoS8 750 50

表6-31　4キュー制御時のデフォルト値

キュー番号 NH1GS-6M
ポート単位 ユーザキュー単位
QoS1 2500 120
QoS2 2000 100
QoS3 2000 80
QoS4 1500 50

表6-32　バッファ容量

NIF種別 バッファ容量
NH1GS-6M 48000

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