コンフィグレーションガイド Vol.2
本機能は,シェーパモードとユーザ数の設定だけで階層化シェーパを簡単に使用する機能です。シェーパ自動設定機能のモードパラメータごとの設定内容を次の表に示します。
表6-22 シェーパ自動設定機能のモードパラメータごとの設定内容
シェーパ自動設定機能の
モードパラメータrgq wgq llpq シェーパモード RGQ WGQ LLPQ1 キュー数 8 8 8 最大ユーザ数※1※2 512※3 512 256 ポート 帯域制御値 1Gbit/s 1Gbit/s 1Gbit/s QoSごとのバッファ値 デフォルト値※4 デフォルト値※4 デフォルト値※4 ユーザ 最大帯域 最低帯域×10※5 − 最低帯域×10※5 最低帯域※6 1Gbit/s÷ユーザ数 − 1Gbit/s÷ユーザ数 LLPQ帯域制御値 − − 最低帯域÷2 重み 1 1 1 スケジューリング PQ PQ 4PQ+4WFQ
(10:20:30:40)キュー長 デフォルト値※4 デフォルト値※4 デフォルト値※4 廃棄モード tail-drop2 tail-drop2 tail-drop2 (凡例)−:設定なし
- 注※1
- ユーザ数は,コンフィグレーションコマンドで指定します。デフォルトユーザ(ユーザID 0)から指定ユーザ数−1番のユーザIDのユーザまでを割り当てられます。最小ユーザ数は1です。
- 注※2
- VLANユーザマッピングと併用する場合は,次の条件を満たすように設定してください。
- 装置で設定しているVLANインタフェースの最大VLAN ID<シェーパ自動設定機能の最大ユーザ数
- 注※3
- NH1GS-6Mの場合,指定できるシェーパモードはRGQだけで,256ユーザまでとなります。
- 注※4
- デフォルト値については「6.7.2 バッファ管理」を参照してください。
- 注※5
- ポート帯域制御の最大帯域を超える場合は,ポート帯域制御の最大帯域と同じ値になります。
- 注※6
- WGQモード以外では,ユーザに均等に帯域を割り当てます。Kbit/s未満は切り捨てになります。
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