コンフィグレーションガイド Vol.2

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5.10.4 VLANユーザマッピング

VLANユーザマッピングは,送信パケットのVLAN Tag内にあるVLAN IDとユーザ優先度(User Priority)から階層化シェーパのユーザIDと出力優先度を固定的に決定する機能です。VLAN Tagのヘッダフォーマットを次の図に示します

図5-17 VLAN Tagのヘッダフォーマット

[図データ]

本機能を使用した場合,フロー検出によるユーザIDと出力優先度の決定は無視されます。VLAN IDとユーザIDのマッピングを次の表に示します。

表5-22 VLAN IDとユーザIDのマッピング

VLAN ID マッピングされるユーザ 備考
Tagなし デフォルトユーザ
0〜4095 VLAN IDと一致するユーザIDのユーザ
  • デフォルトVLAN(VLAN ID 0)はデフォルトユーザにマッピングされます。
  • LLRLQオプションモード使用時は,VLAN ID 1はLLRLQ1に,VLAN ID 2はLLRLQ2に対応します。

(凡例)−:なし

注※ 2段以上のVLAN Tag付きフレームでは,1段目のVLAN Tagを参照します。


ユーザ優先度と出力優先度のマッピングを次の表に示します。

表5-23 ユーザ優先度と出力優先度のマッピング

ユーザ優先度 出力優先度
Tagなし 8
0 3
1 1
2 2
3 4
4 5
5 6
6 7
7 8

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