コンフィグレーションガイド Vol.2
VLANユーザマッピングは,送信パケットのVLAN Tag内にあるVLAN IDとユーザ優先度(User Priority)から階層化シェーパのユーザIDと出力優先度を固定的に決定する機能です。VLAN Tagのヘッダフォーマットを次の図に示します
図5-17 VLAN Tagのヘッダフォーマット
本機能を使用した場合,フロー検出によるユーザIDと出力優先度の決定は無視されます。VLAN IDとユーザIDのマッピングを次の表に示します。
表5-22 VLAN IDとユーザIDのマッピング
VLAN ID※ マッピングされるユーザ 備考 Tagなし デフォルトユーザ − 0〜4095 VLAN IDと一致するユーザIDのユーザ
- デフォルトVLAN(VLAN ID 0)はデフォルトユーザにマッピングされます。
- LLRLQオプションモード使用時は,VLAN ID 1はLLRLQ1に,VLAN ID 2はLLRLQ2に対応します。
(凡例)−:なし
注※ 2段以上のVLAN Tag付きフレームでは,1段目のVLAN Tagを参照します。
ユーザ優先度と出力優先度のマッピングを次の表に示します。
表5-23 ユーザ優先度と出力優先度のマッピング
ユーザ優先度 出力優先度 Tagなし 8 0 3 1 1 2 2 3 4 4 5 5 6 6 7 7 8
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