コンフィグレーションガイド Vol.2
検出したフローに対して,出力優先度およびキューイング優先度を直接指定する機能です。出力優先度は,フレームをどのキューにキューイングするかを示します。キューイング優先度は,キューイングする際の廃棄されやすさの度合いを示します。出力優先度は数字が大きいほど優先度が高く,キューイング優先度は数字が大きいほど廃棄されにくいことを示します。
出力優先度とキューイング優先度の指定範囲を次の表に示します。
表5-15 出力優先度とキューイング優先度の指定範囲
項目 指定範囲 出力優先度 1〜8 キューイング優先度 1〜4 出力優先度と送信キューのマッピングの関係を次の表に示します。
表5-16 出力優先度と送信キューの関係
出力優先度※ 送信時のキュー番号 8キュー 4キュー 2キュー 1キュー 1 1 1 1 1 2 2 3 3 2 4 4 5 5 3 2 6 6 7 7 4 8 8 キューイング優先度と送信時の廃棄クラスの関係を次の表に示します。
表5-17 キューイング優先度と送信時の廃棄クラスの関係
キューイング優先度※ 送信時の廃棄クラス 4クラス 1 1 2 2 3 3 4 4
- 注※
- 送受信どちらのインタフェースに設定した場合も,ポート送信キューおよびディストリビューション送信キューに反映されます。ポート送信およびディストリビューション送信キューについては,「6.1.1 レガシーシェーパの概要」を参照してください。
All Rights Reserved, Copyright(C), 2006, 2018, ALAXALA Networks, Corp.