コンフィグレーションガイド Vol.2

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5.10.1 出力優先度とキューイング優先度の直接指定

検出したフローに対して,出力優先度およびキューイング優先度を直接指定する機能です。出力優先度は,フレームをどのキューにキューイングするかを示します。キューイング優先度は,キューイングする際の廃棄されやすさの度合いを示します。出力優先度は数字が大きいほど優先度が高く,キューイング優先度は数字が大きいほど廃棄されにくいことを示します。

出力優先度とキューイング優先度の指定範囲を次の表に示します。

表5-15 出力優先度とキューイング優先度の指定範囲

項目 指定範囲
出力優先度 1〜8
キューイング優先度 1〜4

出力優先度と送信キューのマッピングの関係を次の表に示します。

表5-16 出力優先度と送信キューの関係

出力優先度 送信時のキュー番号
8キュー 4キュー 2キュー 1キュー
1 1 1 1 1
2 2
3 3 2
4 4
5 5 3 2
6 6
7 7 4
8 8

キューイング優先度と送信時の廃棄クラスの関係を次の表に示します。

表5-17 キューイング優先度と送信時の廃棄クラスの関係

キューイング優先度 送信時の廃棄クラス
4クラス
1 1
2 2
3 3
4 4

注※
送受信どちらのインタフェースに設定した場合も,ポート送信キューおよびディストリビューション送信キューに反映されます。ポート送信およびディストリビューション送信キューについては,「6.1.1 レガシーシェーパの概要」を参照してください。

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