コンフィグレーションガイド Vol.2
シェーパは,各キューからのフレームの出力順序,および各ポートの出力帯域を制御する機能です。この節で説明するシェーパの位置づけを次の図に示します。
図6-1 シェーパの位置づけ
レガシーシェーパにはNIF種別に応じて,ポート送信キューを備えたレガシーシェーパと,ポート送信キューおよびディストリビューション送信キューを備えたレガシーシェーパの2種類があります。ディストリビューション送信キューを搭載するNIF種別については,「6.10 NIF種別と送信制御機能との対応」を参照してください。レガシーシェーパの機能は,どのキューにあるフレームを次に送信するかを決めるスケジューリングおよびイーサネットインタフェースの帯域をシェーピングするポート帯域制御から構成されます。
レガシーシェーパの概念を次の図に示します。
図6-2 レガシーシェーパ(ポート送信キューを搭載)の概念
図6-3 レガシーシェーパ(ポート送信キューおよびディストリビューション送信キューを搭載)の概念
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