コンフィグレーションガイド Vol.2

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5.2.1 フローモードの設定

<この項の構成>
(1) MACモードの設定
(2) フロー検出拡張モードの設定

(1) MACモードの設定

QoS制御のMACモードを指定する例を示します。

[設定のポイント]
MACモードは,装置の基本的な動作条件を決定するため,最初に設定します。

[コマンドによる設定]
  1. (config)# interface vlan 10
    VLAN10のインタフェースモードに移行します。
     
  2. (config-if)# flow mac mode
    flow mac modeを有効にします。
     

[注意事項]
イーサネットインタフェースにフィルタ・QoSフロー検出を設定した場合は,該当するイーサネットインタフェースが属するすべてのVLANインタフェースに対してMACモードを設定できません。
MACモードを設定したVLAN配下のイーサネットインタフェースに対してフィルタ・QoSフロー検出を設定できません。
MACモードを設定しない場合は,イーサネットインタフェース・VLANインタフェース共に,フィルタ・QoSフロー検出を設定できます。

(2) フロー検出拡張モードの設定

QoS制御のフロー検出拡張モードを指定する例を次に示します。

[設定のポイント]
フロー検出拡張モードは,装置の基本的な動作条件を決定するため,最初に設定します。

[コマンドによる設定]
  1. (config)# fldm prefer default standard-advance
    PSP will be restarted automatically when the selected pattern differs from current pattern.
    Do you wish to change pattern (y/n):
    コンフィグレーションモードで,フロー系テーブル容量をstandard-advanceに設定します。コンフィグレーションの変更を確認してyを入力すると,AX6700SではすべてのBSUを,AX6600SおよびAX6300SではPSPを自動的に再起動します。nを入力した場合,コンフィグレーションを変更しません。
     

[注意事項]
すべてのVLANにMACモードが設定されていない場合は,フロー検出拡張モードに変更できます。また,すべてのインタフェースにAdvance条件のアクセスリストおよびQoSフローリストが設定されていない場合は,フロー検出拡張モード設定なしに変更できます。

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