コンフィグレーションガイド Vol.2
複数のイーサネットインタフェースにQoS制御を指定する例を示します。
- [設定のポイント]
- config-if-rangeモードでQoS制御を有効に設定することで,複数のイーサネットインタフェースにQoS制御を設定できます。
- [コマンドによる設定]
- (config)# ip qos-flow-list QOS-LIST1
IPv4 QoSフローリスト(QOS-LIST1)を作成します。本リストを作成することによって,IPv4 QoSフローリストモードに移行します。
- (config-ip-qos)# qos ip any host 192.168.100.10 action priority-class 6
192.168.100.10のIPアドレスを宛先とし,出力優先度=6のQoSフローリストを設定します。
- (config-ip-qos)# exit
IPv4 QoSフローリストモードからグローバルコンフィグレーションモードに戻ります。
- (config)# interface range gigabitethernet 1/1-4
ポート1/1-4のインタフェースモードに移行します。
- (config-if-range)# ip qos-flow-group QOS-LIST1 out layer2-forwarding
送信側にレイヤ2中継を対象とするIPv4 QoSフローリストを有効にします。
All Rights Reserved, Copyright(C), 2006, 2018, ALAXALA Networks, Corp.