コンフィグレーションガイド Vol.2

[目次][索引][前へ][次へ]


5.2.2 複数インタフェースのQoS制御の指定

複数のイーサネットインタフェースにQoS制御を指定する例を示します。

[設定のポイント]
config-if-rangeモードでQoS制御を有効に設定することで,複数のイーサネットインタフェースにQoS制御を設定できます。

[コマンドによる設定]
  1. (config)# ip qos-flow-list QOS-LIST1
    IPv4 QoSフローリスト(QOS-LIST1)を作成します。本リストを作成することによって,IPv4 QoSフローリストモードに移行します。
     
  2. (config-ip-qos)# qos ip any host 192.168.100.10 action priority-class 6
    192.168.100.10のIPアドレスを宛先とし,出力優先度=6のQoSフローリストを設定します。
     
  3. (config-ip-qos)# exit
    IPv4 QoSフローリストモードからグローバルコンフィグレーションモードに戻ります。
     
  4. (config)# interface range gigabitethernet 1/1-4
    ポート1/1-4のインタフェースモードに移行します。
     
  5. (config-if-range)# ip qos-flow-group QOS-LIST1 out layer2-forwarding
    送信側にレイヤ2中継を対象とするIPv4 QoSフローリストを有効にします。

[目次][前へ][次へ]


[他社商品名称に関する表示]

All Rights Reserved, Copyright(C), 2006, 2018, ALAXALA Networks, Corp.