ハードウェア取扱説明書
DC電源ケーブルの取り付け,取り外し方法は,AX5400Sシリーズで共通となっています。
本書では,AX5402S−ACを例に電源ケーブルの取り付け,取り外し方法を説明します。AX5404S−ACの場合も同様に作業を行なってください。
- <この項の構成>
- (1) ケーブルの取り付け
- (2) ケーブルの取り外し
(1) ケーブルの取り付け
- DC電源ケーブルの取り付け,取り外しは,教育を受けた技術者または保守員が行なってください。DC電源ケーブルでは端子盤への接続を行ないます。そのため,DC電源ケーブルの取り扱いを誤ると,火災・感電の原因となります。
- DC電源ケーブルの取り付け,取り外しを行なう場合は,作業を行なう前に電源設備側のブレーカがOFFになっていることを確認してください。電源設備のブレーカをONにしたまま作業を行なうと,感電の原因となります。
- 【ステップ1】
- 端子盤のカバーを取り外します。
図4-13 端子盤のカバーの取り外し
- 【ステップ2】
- 端子盤から端子カバーを取り外します。
図4-14 端子カバーの取り外し
- 【ステップ3】
- 0V端子,−48V端子,接地端子のネジを取り外します。
図4-15 ネジの取り外し
- 【ステップ4】
- ケーブルクランパのネジをゆるめます。
図4-16 ケーブルクランパの解放
- 【ステップ5】
- DC電源ケーブルをケーブルクランパに通し,接地端子をネジで止めます。
図4-17 接地端子の固定
- DC電源に接続する場合には,必ず接地端子を接続してください。接地を取らずに使用すると,感電の原因になるとともに,電気的雑音により,障害発生の原因となります。
- 【ステップ6】
- 0V端子,−48V端子の順にネジで止めます。
図4-18 0V端子,−48V端子の固定
- DC電源に接続する場合には,必ず接地端子を接続してください。接地を取らずに使用すると,感電の原因になるとともに,電気的雑音により,障害発生の原因となります。
- 【ステップ7】
- DC電源ケーブルをケーブルクランパで固定します。(ケーブルクランパのネジを締めます。)
図4-19 DC電源ケーブルの固定
- 【ステップ8】
- 端子カバーを取り付けます。
図4-20 端子カバーの取り付け
- 【ステップ9】
- 端子盤のカバーを取り付けます。
図4-21 端子盤のカバーの取り付け
- DC電源ケーブルを取り付けた後は,必ず端子盤のカバーを取り付けてください。端子盤のカバーを取り外したまま使用すると,感電の原因となります。
(2) ケーブルの取り外し
ケーブルを取り外す時には,「(1) ケーブルの取り付け」と逆の手順で行なってください。
- DC電源ケーブルの取り付け,取り外しは,教育を受けた技術者または保守員が行なってください。DC電源ケーブルでは端子盤への接続を行ないます。そのため,DC電源ケーブルの取り扱いを誤ると,火災・感電の原因となります。
- DC電源ケーブルの取り付け,取り外しを行なう場合は,作業を行なう前に電源設備側のブレーカがOFFになっていることを確認してください。電源設備のブレーカをONにしたまま作業を行なうと,感電の原因となります。
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