コンフィグレーションガイド
- <この項の構成>
- (1) 設定内容の概要
- (2) 構成図と設定条件
- (3) コンフィグレーション例
(1) 設定内容の概要
本装置にプロトコルVLANを設定する例を示します。IPv4を使用するネットワークとIPv6を使用するネットワークには別々のVLANを設定します。両方のプロトコルで使用できるサーバは,どちらのVLANにも所属します。
(2) 構成図と設定条件
- [構成図]
図7-2 構成図
- [設定条件]
- 本装置にIPv4プロトコルに関するプロトコルVLANと,IPv6に関するプロトコルVLANを設定します。
- ポート0/0に接続されているサーバは,IPv4パケットとIPv6パケットの両方を送受信します。
(3) コンフィグレーション例
- [コマンドによる設定]
- <本装置>
1 (config)# vlan 100 protocol-based [vlan 100] 2 (config)# protocol ipv4 [vlan 100] 3 (config)# untagged-port 0/0-2 [vlan 100] 4 (config)# exit 5 (config)# vlan 200 protocol-based [vlan 200] 6 (config)# protocol ipv6 [vlan 200] 7 (config)# untagged-port 0/0,3-4 [vlan 200] 8 (config)# exit表7-3 本装置のコンフィグレーション解説
解説番号 解説 1 プロトコルVLANとしてVLAN ID 100を定義します。
vlanモードに移行します。2 プロトコル名称ipv4を当該VLANに設定します。 3 ポート0/0-2をUntaggedポートに設定します。 4 vlanモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。 5 プロトコルVLANとしてVLAN ID 200を定義します。
vlanモードに移行します。6 プロトコル名称ipv6を当該VLANに設定します。 7 ポート0/0,3-4をUntaggedポートに設定します。 8 vlanモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。
- [コンフィグレーションの表示]
- <本装置>
vlan 100 protocol-based protocol ipv4 untagged-port 0/0-2 ! vlan 200 protocol-based protocol ipv6 untagged-port 0/0,3-4
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