解説書 Vol.1
IPアドレスを設定したインタフェースは,本装置の持つMACアドレスの一つをそのインタフェースのMACアドレスとして使用します。使用するMACアドレスはインタフェースの種類によって異なります。使用するMACアドレスを次の表に示します。
装置MACアドレスの詳細については,「4.5 本装置のMACアドレス」を参照してください。
表10-2 IPアドレスを設定したインタフェースの使用するMACアドレス
インタフェース MACアドレス VLAN デフォルトでは,装置MACアドレスを使用します。
VLANごとのMACアドレスを使用したい場合は,コンフィグレーションコマンドvlan-mac-prefixおよびvlan-macで指定できます。イーサネット 該当ポートのMACアドレスを使用します。 イーサネット(Tag-VLAN連携) 該当ポートのMACアドレスを使用します。 リンクアグリゲーション 装置MACアドレスを使用します。 リンクアグリゲーション
(Tag-VLAN連携)装置MACアドレスを使用します。 POS − トンネルインタフェース − RMイーサネット
(AX5400Sではリモートマネージメントポート)該当ポートのMACアドレスを使用します。 メンテナンスポート【AX5400S】 該当ポートのMACアドレスを使用します。 (凡例)−:MACアドレスを使用しません。
VLANやリンクアグリゲーションのインタフェースのMACアドレスは,コンフィグレーションによって変更できます。これらを変更すると,隣接するレイヤ3装置(ルータ,レイヤ3スイッチ,端末など)がARPやNDPで学習したMACアドレスと,本装置のMACアドレスが不一致となり,一時的に通信ができなくなる場合があるため注意してください。
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