コンフィグレーションガイド Vol.1


3.11.4 最大相手装置数

本装置が接続するLANを介して通信できる最大相手装置数を示します。この場合の相手装置はルータに限らず,端末も含みます。

〈この項の構成〉

(1) ARPエントリ数

IPv4の場合,LANではARPによって,送信しようとするパケットの宛先アドレスに対応するハードウェアアドレスを決定します。したがって,これらのメディアではARPエントリ数によって最大相手装置数が決まります。本装置でサポートするARPエントリの最大数については,「3.1 テーブルエントリ数」を参照してください。

(2) NDPエントリ数

IPv6の場合,LANではNDPでのアドレス解決によって,送信しようとするパケットの宛先アドレスに対応するハードウェアアドレスを決定します。したがって,NDPエントリ数によって最大相手装置数が決まります。本装置でサポートするNDPエントリの最大数については,「3.1 テーブルエントリ数」を参照してください。

(3) RAの最大相手端末数

RAではルータから通知されるIPv6アドレス情報を基に端末でアドレスを生成します。本装置での最大相手端末数を次の表に示します。

表3‒60 RAの最大相手端末数

モデル

RAの最大相手端末数

インタフェース当たり

装置当たり

全モデル共通

128

128