コンフィグレーションガイド Vol.1


15.1.3 100BASE-FX

100BASE-FXの光ファイバを使用したインタフェースについて説明します。

〈この項の構成〉

(1) 接続インタフェース

100BASE-FXをサポートしています。回線速度は100Mbit/s,全二重または半二重の固定接続だけをサポートします。オートネゴシエーションはサポートしていません。

100BASE-FX

マルチモード光ファイバを使用して2kmの伝送距離を実現します(マルチモード,最大2km)。

コンフィグレーションでは次のモードを指定できます。接続するネットワークに合わせて設定してください。本装置のデフォルト値は,100BASE全二重固定となります。

(2) 接続仕様

本装置のコンフィグレーションでの指定値と相手装置の伝送速度および,全二重および半二重モードの接続仕様を次の表に示します。なお,100BASE-FXの物理仕様については,「ハードウェア取扱説明書」を参照してください。

表15‒5 接続仕様

相手装置

本装置の設定

設定

インタフェース

固定

100BASE半二重

100BASE全二重

固定

100BASE半二重

100BASE半二重

×

100BASE全二重

×

100BASE全二重

オート

ネゴシエーション

100BASE半二重

×

×

100BASE全二重

×

×

(凡例) ×:接続できない

(3) 100BASE-FX用SFP

本装置では,専用のSFPを使用することで,1000BASE-X(SFP)ポートで100BASE-FXの接続ができます。

なお,100BASE-FX用SFPをサポートするのは次の装置です。

(4) 接続時の注意事項