メッセージ・ログレファレンス
イベント発生部位=RMの装置関連の障害およびイベント情報を次の表に示します。
表3-7 イベント発生部位=RMの装置関連の障害およびイベント情報
項番 イベント
レベルイベント
発生部位メッセージ
識別子付加情報
上位4桁メッセージテキスト 内容 1 E9 RM 01100003
01200003
01300003
01400003
01500003
01600003
01700003
01800003
01900003
01910003
02100003
02200003
02300003
02400003
02500003
03000003
04000003
05000003
06100003
06200003
06300003
06400003
06500003
07000003
08000003
09100003
09200003
09300003
09400003
09500003
09600003
0a000003
120000031001 System restarted due to RM software failure occurred during initialization. 初期化中にRMソフトウェアに障害が発生し,装置を再起動しました。
[対応]
- ログを確認し,他の障害が発生している場合はそのメッセージに対応した処置を行ってください。
- ダンプとログおよび障害待避情報(/primaryMC/var/core下のすべてのファイル)を保守員へ送付してください。ダンプおよび障害待避情報の収集方法については,「運用ガイド 8.2 保守情報のファイル転送」を参照してください。
- 保守員は上記ダンプとログおよび障害待避情報を支援部署へ送付してください。
2 E9 RM 01100005
01200005
01300005
01400005
01500005
01600005
01700005
01800005
01900005
01910005
02100005
02200005
02300005
02400005
02500005
03000005
04000005
05000005
06100005
06200005
06300005
06400005
06500005
07000005
08000005
09100005
09200005
09300005
09400005
09500005
09600005
09700005
09800005
0a000005
120000051001 System restarted due to RM software failure occurred during operation. 運用中にRMソフトウェアに障害が発生し,装置を再起動しました。
なお,このログはBCU(RM I/O)のリセットスイッチ,またはRM-CHANGEスイッチ押下時にも表示される場合があります。
[対応]
- BCU(RM I/O)のリセットスイッチ,またはRM-CHANGEスイッチ押下時は,対応不要です。
- ログを確認し,他の障害が発生している場合はそのメッセージに対応した処置を行ってください。
- ダンプとログおよび障害待避情報(/primaryMC/var/core下のすべてのファイル)を保守員へ送付してください。ダンプおよび障害待避情報の収集方法については,「運用ガイド 8.2 保守情報のファイル転送」を参照してください。
- 保守員は上記ダンプとログおよび障害待避情報を支援部署へ送付してください。
3 E8 RM 01500306 1001 RP initialization cancelled due to a failure in sending the routing information to RP. RPへのルーティング情報の配布に失敗したため,RPの初期化を中止しました。
RMが過負荷状態である可能性があります。
[対応]
- 過負荷状態が発生しているログ(E3 RM 01700502 1001 RM is overloaded, ...)がある場合は,そのメッセージに従った対応を行ってください。
- 運用コマンドのclose rpコマンドによって該当RPをいったん閉塞した後,free rpコマンドによって同RPを再起動してください。
4 R8 RM 01500306 1001 Started sending the routing information to RP. RPへのルーティング情報の配布を開始しました。
[対応]
なし。5 E7 RM 01100001
01200001
01300001
01400001
01500001
01600001
01700001
01800001
01900001
01910001
02100001
02200001
02300001
02400001
02500001
03000001
04000001
05000001
06100001
06200001
06300001
06400001
06500001
07000001
08000001
09100001
09200001
09300001
09400001
09500001
09600001
09700001
09800001
0a000001
120000011001 RM software error occurred during operation. 運用中にRMソフトウェアに障害が発生しました。
[対応]
正常な運用ができない可能性があります。次に示す処置を行ってください。
- ログを確認し,他の障害が発生している場合はそのメッセージに対応した処置を行ってください。
- 運用コマンドのshow rm cpuコマンドでRMのCPU使用率を確認してください。
- 運用コマンドレファレンス Vol.1 reloadで装置を再起動してください。
- ダンプとログおよび障害待避情報(/primaryMC/var/core下のすべてのファイル)を保守員へ送付してください。ダンプおよび障害待避情報の収集方法については,「運用ガイド 8.2 保守情報のファイル転送」を参照してください。
- 保守員は上記ダンプとログおよび障害待避情報を支援部署へ送付してください。
6 E7 RM 01100002
01200002
01300002
01400002
01500002
01600002
01700002
01800002
01900002
01910002
02100002
02200002
02300002
02400002
02500002
03000002
04000002
05000002
06100002
06200002
06300002
06400002
06500002
07000002
08000002
09100002
09200002
09300002
09400002
09500002
09600002
0a0000021001 RM software error occurred during operation. 運用中にRMソフトウェアに障害が発生しました。
[対応]
正常な運用ができない可能性があります。次に示す処置を行ってください。
- ログを確認し,他の障害が発生している場合はそのメッセージに対応した処置を行ってください。
- 運用コマンドのreloadコマンドで装置を再起動してください。
- ダンプとログおよび障害待避情報(/primaryMC/var/core下のすべてのファイル)を保守員へ送付してください。ダンプおよび障害待避情報の収集方法については,「運用ガイド 8.2 保守情報のファイル転送」を参照してください。
- 保守員は上記ダンプとログおよび障害待避情報を支援部署へ送付してください。
7 E7 RM 01100004
01200004
01300004
01400004
01500004
01600004
01700004
01800004
01900004
01910004
02100004
02200004
02300004
02400004
02500004
03000004
04000004
05000004
06100004
06200004
06300004
06400004
06500004
07000004
08000004
09100004
09200004
09300004
09400004
09500004
09600004
0a0000041001 RM software error occurred during operation. 運用中にRMソフトウェアに障害が発生しました。
[対応]
正常な運用ができない可能性があります。次に示す処置を行ってください。
- ログを確認し,他の障害が発生している場合はそのメッセージに対応した処置を行ってください。
- 運用コマンドのreloadコマンドで装置を再起動してください。
- ダンプとログおよび障害待避情報(/primaryMC/var/core下のすべてのファイル)を保守員へ送付してください。ダンプおよび障害待避情報の収集方法については,「運用ガイド 8.2 保守情報のファイル転送」を参照してください。
- 保守員は上記ダンプとログおよび障害待避情報を支援部署へ送付してください。
8 E7 RM 01200101 1001 RM software process stopped. RPを制御するRMのプロセスが停止しました。
[対応]
- E8 RP 01500004 1131 XXXXXXXXのメッセージが表示されたRPが再起動することを,運用コマンドのshow routerコマンドを使用して確認してください。
- ダンプとログと障害待避情報(/primaryMC/var/core下のすべてのファイル)および構成定義情報を保守員へ送付してください。ダンプおよび障害待避情報の収集方法については,「運用ガイド 8.2 保守情報のファイル転送」を参照してください。
- この現象が頻発する場合は装置を再起動してください。
- 保守員は上記ダンプとログおよび障害待避情報を支援部署へ送付してください。
9 E7 RM 02002001 1001 snmpd aborted. SNMPエージェントプログラム(snmpd)を強制終了しました。
[対応]
- SNMPエージェントプログラムの障害待避情報(/primaryMC/var/core下のファイルsnmpd.core)およびログ情報,構成定義情報を収集してください。収集方法については,「運用ガイド 8.2 保守情報のファイル転送」を参照してください。
- 上記で収集した情報を保守員へ送付してください。そのとき,最近行われたネットワークの構成変更(他の装置を含む)などがある場合は,合わせて保守員に連絡してください。
- 保守員は上記情報を支援部署へ送付してください。
なお,SNMPエージェントプログラムは自動的に再起動されます。SNMPエージェントプログラムが再起動しない場合,または再起動が頻発する場合は装置を再起動してください。
10 E7 RM 02002003 1001 rmon aborted. RMONプログラム(rmon)を強制終了しました。
[対応]
- RMONの障害待避情報(/primaryMC/var/core下のファイルrmon.core)およびログ情報,構成定義情報を収集してください。収集方法については,「運用ガイド 8.2 保守情報のファイル転送」を参照してください。
- 上記で収集した情報を保守員へ送付してください。そのとき,最近行われたネットワークの構成変更(他の装置を含む)などがある場合は,合わせて保守員に連絡してください。
- 保守員は上記情報を支援部署へ送付してください。
なお,RMONプログラム(rmon)は自動的に再起動されます。RMONプログラム(rmon)が再起動しない場合,または再起動が頻発する場合は装置を再起動してください。
11 E7 RM 02002022 1001 Some errors have occurred while checking the status of the configuration file. MIB Set時に,構成定義ファイルの状態に,何らかのエラーが発生しました。
[対応]
装置の再起動が必要です。再起動する前に保守員に連絡してください。12 E7 RM 05001001 1001 Rtm aborted [:<Error_String>]. IPルーティングプログラムを強制終了しました。
[対応]
エラー要因:メモリ枯渇による強制終了
エラー要因:その他の要因による強制終了
- メモリ領域が枯渇したことが原因です。使用制限(「解説書 Vol.1 3.2 収容条件」)をオーバーしていないか確認してください。使用制限内である場合は,次の「エラー要因:その他の要因による強制終了」の対応を行ってください。
<Error_String>:エラー要因
- IPルーティングプログラム関連の他のログ(ログ種別:RTM)が発生していないかを確認し,対応する処置を行ってください。
- IPルーティングプログラムの障害待避情報(/primaryMC/var/rtm下のファイルrt_trace,/primaryMC/var/core下のファイルrtm.core,およびログ情報,構成定義情報)を収集してください。収集方法については,「運用ガイド 8.2 保守情報のファイル転送」を参照してください。
- 上記で収集した情報を保守員へ送付してください。そのとき,最近行われたネットワークの構成変更(他の装置を含む)などがある場合は,合わせて保守員に連絡してください。
- 保守員は上記情報を支援部署へ送付してください。
- なお,IPルーティングプログラムは自動的に再起動されます。IPルーティングプログラムが再起動しない場合,または再起動が頻発する場合は装置を再起動してください。
Cannot allocate memory:メモリ枯渇による強制終了
空白:その他の要因による強制終了13 E7 RM 0f106001
0f206001
0f306001
0f4060011001 mrp aborted . IPマルチキャストルーティングプログラムを強制終了しました。
[対応]
- IPマルチキャストルーティングプログラム関連の他のログ(ログ種別:MRP)が発生していないかを確認し,対応する処置を行ってください。
- IPマルチキャストルーティングプログラムの障害待避情報(DVMRP の場合は/primaryMC/var/mrp下のファイル mr_trace, mr_dump.gz,/primaryMC/var/core下のファイルmrp.coreを,PIM-SMの場合は/primaryMC/var/core下のファイルpimd.coreを,PIMDDの場合は/primaryMC/var/core下のファイルpimdd.core)およびログ情報,構成定義情報を収集してください。収集方法については,「運用ガイド 8.2 保守情報のファイル転送」を参照してください。
- 上記で収集した情報を保守員へ送付してください。そのとき,最近行われたネットワークの構成変更(他の装置を含む)などがある場合は,合わせて保守員に連絡してください。
- 保守員は上記情報を支援部署へ送付してください。
- なお,IPマルチキャストルーティングプログラムは自動的に再起動されます。IPマルチキャストルーティングプログラムが再起動しない場合,または再起動が頻発する場合は装置を再起動してください。
14 E7 RM 1920a001 1001 pim6sd aborted . IPv6マルチキャストルーティングプログラムを強制終了しました。
[対応]
- IPv6マルチキャストルーティングプログラム関連の他のログ(ログ種別:MR6)が発生していないかを確認し,対応する処置を行ってください。
- IPv6マルチキャストルーティングプログラムの障害待避情報(/primaryMC/var/core下のファイルpim6sd.core)およびログ情報,構成定義情報を収集してください。収集方法については,「運用ガイド 8.2 保守情報のファイル転送」を参照してください。
- 上記で収集した情報を保守員へ送付してください。そのとき,最近行われたネットワークの構成変更(他の装置を含む)などがある場合は,合わせて保守員に連絡してください。
- 保守員は上記情報を支援部署へ送付してください。
- なお,IPv6マルチキャストルーティングプログラムは自動的に再起動されます。IPv6マルチキャストルーティングプログラムが再起動しない場合,または再起動が頻発する場合は装置を再起動してください。
15 E7 RM 10007001 1001 wanbackup aborted. WAN回線バックアッププログラム(wanbackup)を強制終了しました。
[対応]
WAN回線バックアッププログラムの障害退避情報(/var/log下のファイルwanbkup_log)およびログ情報,構成定義情報を収集してください。収集方法については,「運用ガイド 8.2 保守情報のファイル転送」を参照してください。
上記で収集した情報を保守員へ送付してください。そのとき,最近行われたネットワークの構成変更(他の装置を含む)などがある場合は,合わせて保守員に連絡してください。
保守員は上記情報を支援部署へ送付してください。
なお,WAN回線バックアッププログラムは自動的に再起動されます。WAN回線バックアッププログラムが再起動しない場合,または再起動が頻発する場合は装置を再起動してください。16 E7 RM 10107001 1001 isdnhistory aborted. WAN ISDN履歴情報採取プログラム(wanisdninfo)を強制終了しました。
[対応]
WAN ISDN履歴情報採取プログラムの障害退避情報(/var/log下のファイルisdninfo_log)およびログ情報,構成定義情報を収集してください。収集方法については,「運用ガイド 8.2 保守情報のファイル転送」を参照してください。
上記で収集した情報を保守員に送付してください。
保守員は上記情報を支援部署へ送付してください。
なお,WAN ISDN履歴情報採取プログラムは自動的に再起されます。また,再起動を行った場合,ISDN履歴情報はすべてクリアされます。WAN ISDN履歴情報採取プログラムが再起動しない場合,または再起動が頻発する場合は装置を再起動してください。17 E7 RM 0e008014 1000 vrrpd aborted. VRRPプログラムを強制終了しました。
[対応]
- VRRPプログラムの障害待避情報(/var/log/下のファイル daemon.log)およびログ情報,構成定義情報を収集してください。収集方法については,「運用ガイド 8.2 保守情報のファイル転送」を参照してください。
- 上記で収集した情報を保守員へ送付してください。そのとき,最近行われたネットワークの構成変更(他の装置を含む)などがある場合は,合わせて保守員に連絡してください。
- 保守員は上記情報を支援部署へ送付してください。なお,VRRPプログラムは自動的に再起動されます。VRRPプログラムが再起動しない場合,または再起動が頻発する場合は装置を再起動してください。
18 R7 RM 01200101 1001 RM software process restarted. RPを制御するRMのプロセスが再起動しました。
このメッセージはRPを制御するRMのプロセスが自動的に再起動した場合に出力されます。
[対応]
なし。19 R7 RM 02002001 1001 snmpd restarted. SNMPエージェントプログラム(snmpd)を再起動しました。
このメッセージは, SNMPエージェントプログラムの強制終了から自動的に再起動した場合に出力されます。
[対応]
- SNMPエージェントプログラムの障害待避情報(/primaryMC/var/core下のファイルsnmpd.core)およびログ情報,構成定義情報を収集してください。収集方法については,「運用ガイド 8.2 保守情報のファイル転送」を参照してください。
- 上記で収集した情報を保守員へ送付してください。そのとき,最近行われたネットワークの構成変更(他の装置を含む)などがある場合は,合わせて保守員に連絡してください。
- 保守員は上記情報を支援部署へ送付してください。
なお,SNMPエージェントプログラムは自動的に再起動されます。SNMPエージェントプログラムが再起動しない場合,または再起動が頻発する場合は装置を再起動してください。
20 R7 RM 02002003 1001 rmon restarted. RMONプログラム(rmon)を再起動しました。
このメッセージは, RMONプログラムの強制終了から自動的に再起動した場合に出力されます。
[対応]
- RMONの障害待避情報(/primaryMC/var/core下のファイルrmon.core)およびログ情報,構成定義情報を収集してください。収集方法については,「運用ガイド 8.2 保守情報のファイル転送」を参照してください。
- 上記で収集した情報を保守員へ送付してください。そのとき,最近行われたネットワークの構成変更(他の装置を含む)などがある場合は,合わせて保守員に連絡してください。
- 保守員は上記情報を支援部署へ送付してください。
なお,RMONプログラム(rmon)は自動的に再起動されます。RMONプログラム(rmon)が再起動しない場合,または再起動が頻発する場合は装置を再起動してください。
21 R7 RM 05001001 1001 Rtm restarted. IPルーティングプログラムを再起動しました。
このメッセージは,IPルーティングプログラムが自動的に再起動した場合,またはrestart unicastコマンドによって再起動を要求した場合に出力されます。
[対応]
なし。22 R7 RM 0f106001
0f206001
0f306001
0f4060011001 mrp restarted. IPマルチキャストルーティングプログラムを再起動しました。
このメッセージは,IPマルチキャストルーティングプログラムが自動的に再起動した場合,または運用コマンドの運用コマンドレファレンス Vol.2 restart ipv4-multicastによって再起動を要求した場合に出力されます。
[対応]
なし。23 R7 RM 1920a002 1001 pim6sd restarted. IPv6マルチキャストルーティングプログラムを再起動しました。
このメッセージは,IPv6マルチキャストルーティングプログラムが自動的に再起動した場合,または運用コマンドの運用コマンドレファレンス Vol.2 restart ipv4-multicastによって再起動を要求した場合に出力されます。
[対応]
なし。24 R7 RM 10007001 1001 wanbackup restarted. WAN回線バックアッププログラム(wanbackup)を再起動しました。
このメッセージは回線バックアッププログラムが自動的に再起動した場合に出力されます。
[対応]
なし。25 E7 RM 10107001 1001 isdnhistory restarted. WAN ISDN履歴情報採取はプログラム(wanisdninfo)を再起動しました。
このメッセージはISDN履歴情報採取プログラムが自動的に再起動した場合に出力されます。
[対応]
なし。26 R7 RM 0e008014 1000 vrrpd restarted. VRRPプログラムを再起動しました。
このメッセージはVRRPプログラムが自動的に再起動した場合に出力されます。
[対応]
なし。27 E5 RM 01300401 1002 System cannot execute RM swap. 運用系の切り替えが実行できませんでした。
[対応]
- 両系の系切り替え抑止スイッチ(EMA SUPPRESSキー)が押されていないことを確認してください。
- 系切り替えスイッチが押されていない場合は,運用系のダンプおよび両系のログ情報を保守員へ送付してください。ダンプやログ情報の収集方法については,「運用ガイド 8.2 保守情報のファイル転送」を参照してください。
- 保守員は上記ダンプおよびログ情報を支援部署へ送付してください。
- 上記3終了後,両系のRM(I/O)ボードを交換してください。
28 E5 RM 01300402 1002
1003Health check error detected on other system. 二重化RM間で通信障害が発生しました。
[対応]
- logコマンドを実行してこの種別ログに対応する回復ログ「R5 RM 01300402 1002(または1003) Health check error recovered.」が出力されているかどうかを確認してください。回復ログが出力されている場合は対応不要です。
- 上記回復ログが出力されていない場合は,logコマンドを実行してRM間通信障害発生の種別ログ「E3 BCU 00000302 2308 BCU hardware error detected by kernel.」が出力されていないかどうかを確認してください。上記種別ログが出力されている場合は,両系のRMボード(I/O)を交換してください。
- 上記RM間通信障害発生の種別ログが出力されていない場合は,待機系RM致命的障害発生の種別ログ「E5 RM 01300403(または01300405) 1002(または1003) Fatal error is detected on mate system.」が出力されていないかどうかを確認してください。上記種別ログが出力されている場合は,待機系の障害内容を確認し,その対応に従ってください。
- 上記待機系RM致命的障害発生の種別ログが出力されていない場合,または上記3の対応後でも,この種別ログが出力される場合は,保守員に連絡してください。
29 E5 RM 01300403
013004051002
1003Fatal error detected on other system. 待機系RMで致命的障害が発生しました。
[対応]
- 待機系が再起動した後,show logging standbyおよびshow logging reference standbyコマンドを実行して障害内容を確認し,その障害メッセージに対応した処理を行ってください。
- 待機系のダンプおよび両系のログ情報を保守員へ送付してください。待機系のダンプは,いったん待機系の予備MCにコピーした後,MCを運用系に実装して,「運用ガイド 8.2 保守情報のファイル転送」を参照して収集してください。保守員は上記ダンプおよびログ情報を支援部署へ送付してください。
- 待機系の現用MCにppupdateコマンドでソフトウェアのアップデートを実行した場合このログが収集されますが問題ありません。
30 E5 RM 01300406 1002
1003Timeout detected, other system was not ready. 待機系が立ち上がりません。
[対応]
- 待機系の7セグメントLEDを確認してください。7セグメントLEDが点灯している場合は,「1.2 FAULT CODEの確認」を参照してください。待機系の7セグメントLEDが消灯している場合,RMボード(I/O,CPU)が半挿し状態になっている可能性があります。RMボードがきちんと実装されているか,もう一度確認してください。
31 E5 RM 01300407 1003 Standby RM board does not exist. Install the standby RM board. 待機系RMボードが未実装です。待機系RMボードを装着してください(運用系だけで表示)。
[対応]
待機系RMボード(I/O,CPU)を,「運用ガイド 8.4 ボード,メモリの取り外し/増設」を参照しながら実装してください。32 R5 RM 01300401 1002 RM swap available. 運用系の切り替え機能が回復しました。
[対応]
なし。33 R5 RM 01300402 1002
1003Health check error recovered. 二重化RM間の通信障害が回復しました。
[対応]
なし。34 R5 RM 01300403
013004051002
1003Other system recovered from fatal error. 待機系RMの致命的障害が回復しました。
[対応]
なし。35 R5 RM 01300406 1002
1003Other system restarted. 待機系が起動しました。このメッセージは,待機系が立ち上がらない種別ログ(Timeout was detected, mate system is not ready.)が出力された後に待機系が起動した場合に出力されます。
[対応]
なし。36 R5 RM 01300407 1003 Shandby RM installed. This router is operated normally. 待機系RMボードが実装されたことによって,正常運用になりました(運用系だけで表示)。
[対応]
なし。37 E3 RM 00003001 1000 RM restarted due to abort reset operation. RMが再起動されました。要因はRESETスイッチ押下です。
[対応]
なし。38 E3 RM 00003002 1000 RM restarted due to default reset operation. RMが再起動されました。要因はデフォルトリセット押下です。デフォルトリセット押下とはLAMP TESTスイッチとRESETスイッチを同時に約3秒間押下することです。
[対応]
なし。39 E3 RM 00003003 1000 RM restarted due to fatal error detected by software. 致命的障害をソフトウェアが検出しRMを再起動しました。
[対応]
- ダンプおよびログ情報を保守員へ送付してください。ダンプ情報の収集方法については「運用ガイド 8.2 保守情報のファイル転送」を参照してください。
- 保守員は上記ダンプおよびログ情報を支援部署へ送付してください。
40 E3 RM 00003004 1000 RM restarted due to user operation. RMが再起動されました。要因はreloadコマンドです。
[対応]
なし。41 E3 RM 00003005 1000 RM restarted due to fatal error detected by kernel. 致命的障害をカーネルが検出しRMを再起動しました。
[対応]
- ダンプおよびログ情報を保守員へ送付してください。ダンプ情報の収集方法については「運用ガイド 8.2 保守情報のファイル転送」を参照してください。
- 保守員は上記ダンプおよびログ情報を支援部署へ送付してください。
42 E3 RM 00003006 1000 RM restarted due to WDT timeout. RMが再起動されました。 要因はWDT(ウォッチドッグタイマ)タイムアウト検出です。
[対応]
- ダンプおよびログ情報を保守員へ送付してください。ダンプ情報の収集方法については,「運用ガイド 8.2 保守情報のファイル転送」を参照してください。
- 保守員は上記ダンプおよびログ情報を支援部署へ送付してください。
43 E3 RM 00003007 1000 RM restarted due to hardware error detected by kernel. RMが再起動されました。要因はハードウェア障害です。
[対応]
- ダンプおよびログ情報を保守員へ送付してください。ダンプ情報の収集方法については,「運用ガイド 8.2 保守情報のファイル転送」を参照してください。
- 保守員は上記ダンプおよびログ情報を支援部署へ送付してください。
44 E3 RM 00003008 1000 RM restarted due to the hardware error detected. RMが再起動されました。要因はハードウェア障害です。
[対応]
- ダンプおよびログ情報を保守員へ送付してください。ダンプ情報の収集方法については,「運用ガイド 8.2 保守情報のファイル転送」を参照してください。
- 保守員は上記ダンプおよびログ情報を支援部署へ送付してください。
45 E3 RM 00003009 1000 RM restarted because the primary MC was removed. RMが再起動されました。要因は現用MCの挿抜です。
[対応]
なし。46 E7 RM 00003101 1000 RM memory exhausted. Possibly too many users logged in, or too many sessions(via ftp,http,...) established. RMのメモリが不足しています。
[対応]
- 多数のユーザがログインしている場合,必要最小限のユーザ以外はログアウトしてください。
- ftpからの利用が多い場合,必要最小限のコネクション以外は切断してください。
- ネットワーク管理装置からのアクセスが多い場合,必要最小限のアクセス以外は抑止してください。
- 上記1,2,3で回復しない場合,本装置の収容条件を満たしていない可能性があります。「解説書 Vol.1 3.2 収容条件」を参照してットワーク構成を見直し,その結果に応じてメモリ増設を検討してください。
47 R7 RM 00003101 1000 RM recovered from memory exhaustion. RMのメモリ不足が回復しました。
[対応]
なし。48 E3 RM 00003201 1000 RM CPU overloaded. RMのCPU過負荷が発生しています。
[対応]
- 多数のユーザがログインしている場合,必要最小限のユーザ以外はログアウトしてください。
- ftpからの利用が多い場合,必要最小限のコネクション以外は切断してください。
- ネットワーク管理装置からのアクセスが多い場合,必要最小限のアクセス以外は抑止してください。
- 上記1,2,3で回復しない場合,ネットワーク構成が複雑すぎる可能性があります。ネットワーク構成を見直してください。
- show ip route,ppupdateなどCPU使用率の高いコマンドを実行した場合にこのメッセージが出力されることがあります。その場合は無視してください。
49 E3 RM 00003202 1000 RM recovered from CPU overload. RMのCPU過負荷が回復しました。
[対応]
なし。50 E3 RM 00003301 1000 RM congestion detected. RMで処理するパケットの輻輳を検出しました。
[対応]
- ネットワーク管理装置からのアクセスが多い場合,必要最小限のアクセス以外は抑止してください。
- 上記1で回復しない場合,ネットワーク構成が複雑すぎる可能性があります。ネットワーク構成を見直してください。
- pingなどパケットを送受信するコマンドを多数実行した場合にこのメッセージが出力されることがあります。
51 E3 RM 00003302 1000 RM has recovered from congestion. RMが輻輳から回復しました。
[対応]
なし。52 E3 RM 00003901 1001 Warning Do not remove PCCARD for <device> at Mc <slot>. set mc disableコマンドを実行しないで予備MCを抜きました。
[対応]
なし。53 E3 RM 00003901 1001 Warning Do not remove CompactFlash card for <device> at Mc <slot>. set mc disableコマンドを実行しないで予備MCを抜きました。
[対応]
なし。54 E3 RM 00005001 1001 Configuration file access error. 構成定義ファイルにアクセスできませんでした。
[対応]
- 頻繁に発生する場合には装置を再起動してください。
- 再起動したあとに現象が再現する場合には,ダンプおよびログ情報を保守員へ送付してください。ダンプ情報の収集方法については,「運用ガイド 8.2 保守情報のファイル転送」を参照してください。
- 保守員は上記ダンプおよびログ情報を支援部署へ送付してください。
55 E3 RM 00005002 1001 Login <USER> from <HOST> (<TERM>). ユーザがログインしました。
<USER>:ユーザ名を表示。
<HOST>:ホスト識別子を表示。
<TERM>:端末名を表示。
- リモート運用端末の場合:IPアドレスまたはIPv6アドレス
- コンソール端末の場合:console
- AUX端末の場合:aux
[対応]
- リモート運用端末の場合:ttyp0〜ttyp4
- コンソール端末の場合:consoleまたはtty00
- AUX端末の場合:tty01
なし。56 E3 RM 00005003 1001 Logout <USER> from <HOST> (<TERM>). ユーザがログアウトしました。
<USER>:ユーザ名を表示。
<HOST>:ホスト識別子を表示。
<TERM>:端末名を表示。
- リモート運用端末の場合:IPアドレスまたはIPv6アドレス
- コンソール端末の場合:console
- AUX端末の場合:aux
[対応]
- リモート運用端末の場合:ttyp0〜ttyp4
- コンソール端末の場合:consoleまたはtty00
- AUX端末の場合:tty01
なし。57 E3 RM 00005004 1001 Standby RM:closed administratively. 待機系RMに対するcloseコマンドを正常に受け付けました。
[対応]
なし。58 E3 RM 00005005 1001 RP <RP No.>:closed administratively. 指定されたRPに対するcloseコマンドを正常に受け付けました。
[対応]
なし。59 E3 RM 00005006 1001 NIF <NIF No.>:closed administratively. 指定されたNIFに対するcloseコマンドを正常に受け付けました。
[対応]
なし。60 E3 RM 00005007 1001 NIF <NIF No.> Line <Line No.>:closed administratively. 指定された回線に対するcloseコマンドを正常に受け付けました。
[対応]
なし。61 E3 RM 00005008 1001 NIF <NIF No.> Line <Line No.> TS <Timeslot No.>:closed administratively. 指定されたタイムスロットに対するcloseコマンドを正常に受け付けました。
[対応]
なし。62 E3 RM 00005009 1001 NIF <NIF No.> Line <Line No.> DLCI <DLCI No.>:closed administratively. 指定されたDLCIに対するcloseコマンドを正常に受け付けました(回線が非多重回線の場合)。
[対応]
なし。63 E3 RM 00005010 1001 NIF <NIF No.> Line <Line No.> TS <Timeslot No.> DLCI <DLCI No.>:closed administratively. 指定されたDLCIに対するcloseコマンドを正常に受け付けました(回線が多重回線の場合)。
[対応]
なし。64 E3 RM 00005011 1001 NIF <NIF番号> Line <Line番号> VPI <VP番号> VCI <VC番号>:closed administratively . 指定されたVCに対するcloseコマンドを正常に受け付けました。
[対応]
なし。65 E3 RM 00005012 1001 Interface <interface name>:closed administratively. 指定されたインタフェースに対するcloseコマンドを正常に受け付けました。
[対応]
なし。66 E3 RM 00005013 1001 Peer < Peer Name>:closed administratively. 指定された通信相手に対するcloseコマンドを正常に受け付けました。
[対応]
なし。67 E3 RM 00005014 1001 Standby RM:freed administratively. 待機系RMに対するfreeコマンドを正常に受け付けました。
[対応]
なし。68 E3 RM 00005015 1001 RP <RP No.>:freed administratively. 指定されたRPに対するfreeコマンドを正常に受け付けました。
[対応]
なし。69 E3 RM 00005016 1001 NIF <NIF No.>:freed administratively. 指定されたNIFに対するfreeコマンドを正常に受け付けました。
[対応]
なし。70 E3 RM 00005017 1001 NIF <NIF No.> Line <Line No.>:freed administratively. 指定された回線に対するfreeコマンドを正常に受け付けました。
[対応]
なし。71 E3 RM 00005018 1001 NIF <NIF No.> Line <Line No.> TS <Timeslot No.>:freed administratively. 指定されたタイムスロットに対するfreeコマンドを正常に受け付けました。
[対応]
なし。72 E3 RM 00005019 1001 NIF <NIF No.> Line <Line No.> DLCI <DLCI No.>:freed administratively. 指定されたDLCIに対するfreeコマンドを正常に受け付けました(回線が非多重回線の場合)。
[対応]
なし。73 E3 RM 00005020 1001 NIF <NIF No.> Line <Line No.> TS <Timeslot No.> DLCI <DLCI No.>:freed administratively. 指定されたDLCIに対するfreeコマンドを正常に受け付けました(回線が多重回線の場合)。
[対応]
なし。74 E3 RM 00005021 1001 NIF <NIF番号> Line <Line番号> VPI <VP番号> VCI <VC番号>:freed administratively. 指定されたVCに対するfreeコマンドを正常に受け付けました。
[対応]
なし。75 E3 RM 00005022 1001 Interface <interface name>:freed administratively. 指定されたインタフェースに対するfreeコマンドを正常に受け付けました。
[対応]
なし。76 E3 RM 00005023 1001 Peer <Peer Name>:freed administratively. 指定された通信相手に対するfreeコマンドを正常に受け付けました。
[対応]
なし。77 E3 RM 00005024 1001 NIF <NIF No.> Line <Line No.> Subline <Subline No.>:closed administratively. 指定された回線に対するcloseコマンドを正常に受け付けました(回線がE3多重回線の場合)。
[対応]
なし。78 E3 RM 00005025 1001 NIF <NIF No.> Line <Line No.> Subline <Subline No.> TS <Timeslot No.> closed administratively. 指定されたタイムスロットに対するcloseコマンドを正常に受け付けました(回線がE3多重回線の場合)。
[対応]
なし。79 E3 RM 00005026 1001 NIF <NIF No.> Line <Line No.> Subline <Subline No.> TS <Timeslot No.> DLCI <DLCI No.> closed administratively. 指定されたDLCIに対するcloseコマンドを正常に受け付けました(回線がE3多重回線の場合)。
[対応]
なし。80 E3 RM 00005027 1001 NIF <NIF No.> Line <Line No.> Subline <Subline No.>:freed administratively. 指定された回線に対するfreeコマンドを正常に受け付けました(回線がE3多重回線の場合)。
[対応]
なし。81 E3 RM 00005028 1001 <NIF No.> Line <Line No.> Subline <Subline No.> TS <Timeslot No.>:freed administratively. 指定されたタイムスロットに対するfreeコマンドを正常に受け付けました(回線がE3多重回線の場合)。
[対応]
なし。82 E3 RM 00005029 1001 NIF <NIF No.> Line <Line No.> Subline <Subline No.> TS <Timeslot No.> DLCI <DLCI No.>:freed administratively. 指定されたDLCIに対するfreeコマンドを正常に受け付けました(回線がE3多重回線の場合)。
[対応]
なし。83 E3 RM 01300401 1002 System cannot execute RM swap. 運用系の切り替えが実行できませんでした。
[対応]
- 両系の系切り替え抑止スイッチ(EMA SUPPRESSキー)が押されていないことを確認してください。
- 系切り替えスイッチが押されていない場合は,運用系のダンプおよび両系のログ情報を保守員へ送付してください。ダンプやログ情報の収集方法については,「運用ガイド 8.2 保守情報のファイル転送」を参照してください。
- 保守員は上記ダンプおよびログ情報を支援部署へ送付してください。
- 上記3終了後,両系のRM(I/O)ボードを交換してください。
84 E3 RM 01300404 1003 Partial error detected on other system. Replace the unit having the error. 待機系RMで部分障害が発生しました。障害部位を交換してください(運用系だけで表示)。
[対応]
show logging standbyコマンドを実行して,待機系で発生した部分障害のメッセージを確認し,そのメッセージに応じた対応を行ってください。85 E3 RM 01300408 1000 This system(RM0) was changed from the standby to the active. RM1 is standby. このシステム(RM0)は旧運用系(RM1)に致命的障害が発生したため,待機系から運用系に系交替しました。RM1が現在待機系です。
[対応]
なし。86 E3 RM 01300409 1000 This system (RM1) was changed from the standby to the active. RM0 is standby. このシステム(RM1)は旧運用系(RM0)に致命的障害が発生したため,待機系から運用系に系交替しました。RM0が現在待機系です。
[対応]
なし。87 E3 RM 01300410 1000 This system (RM0) was changed from the active to the standby. RM1 is active. このシステム(RM0)は致命的障害が発生したため,運用系から待機系に系交替しました。RM1が現在運用系です。
[対応]
なし。88 E3 RM 01300411 1000 This system (RM1) was changed from the active to the standby. RM0 is active. このシステム(RM1)は致命的障害が発生したため,運用系から待機系に系交替しました。RM0が現在運用系です。
[対応]
なし。89 E3 RM 01300412 1000 System mode changed from duplex to simplex. 運用モードを,二重化運用から一重化運用に変更しました。
[対応]
なし。90 E3 RM 01300413 1000 System mode changed from simplex to duplex. 運用モードを,一重化運用から二重化運用に変更しました。
[対応]
なし。91 E3 RM 01300414 1003 Date same as the active system's is set for the standby system. 時刻を運用系と同じ値に修正しました(待機系だけで表示)。
[対応]
なし。92 E3 RM 01300415 1002
1003RM swap not allowed due to EMA SUPPRESS SWITCH pressed. 系切り替え抑止スイッチがオンのため,系切り替えが抑止されています。
[対応]
なし。93 E3 RM 01300416 1002
1003RM swap allowed due to EMA SUPPRESS SWITCH not pressed. 系切り替え抑止スイッチがオフになったため,系切り替えの抑止が解除されました。
[対応]
なし。94 E3 RM 01300417 1000 This system (RM0) was changed from the standby to the active. RM1 is standby. このシステム(RM0)は旧運用系(RM1)でのブートまたは系交替コマンドの実行によって,待機系から運用系に系交替しました。RM1が現在待機系です。
[対応]
なし。95 E3 RM 01300418 1000 This system (RM1) was changed from the standby to the active. RM0 is standby. このシステム(RM1)は旧運用系(RM0)でのブートまたは系交替コマンドの実行によって,待機系から運用系に系交替しました。RM0が現在待機系です。
[対応]
なし。96 E3 RM 01300419 1000 This system (RM0) was changed from the active to the standby.RM1 is active. このシステム(RM0)はブートまたは系交替コマンドの実行によって,運用系から待機系に系交替しました。RM1が現在運用系です。
[対応]
なし。97 E3 RM 01300420 1000 This system (RM1) was changed from the active to the standby. RM0 is active. このシステム(RM1)はブートまたは系交替コマンドの実行によって,運用系から待機系に系交替しました。RM0が現在運用系です。
[対応]
なし。98 E3 RM 01300421 1000 This system (RM0) will be changed from the active to the standby and restarted because of the RM CHANGE SWITCH pressed. このシステム(RM0)はRM CHANGEスイッチによって運用系から待機系に系交替し,再起動を行います。
[対応]
なし。99 E3 RM 01300422 1000 This system (RM1) will be changed from the active to the standby and restarted because of the RM CHANGE SWITCH pressed. このシステム(RM1)はRM CHANGEスイッチによって運用系から待機系に系交替し,再起動を行います。
[対応]
なし。100 E3 RM 01300423 1002 Standby system closed. Cancel closed state, and restart operation of standby system. 待機系RMボードが活栓挿抜中と考えられます。運用系で運用コマンドのfree standbyコマンドを実行してください。
[対応]
運用系側で運用コマンドのshow routerコマンドを実行してください。待機系の状態が「close」の場合,運用系でfree standbyコマンドを実行してください。101 E3 RM 0150030a 1001 The method of relay is not in agreement. IPv6中継の処理方法(S/W処理,またはH/W処理)が各RPの間で不一致です。
[対応]
RPの搭載条件で禁止している構成である可能性があります。装置に搭載したRPの構成を確認してください。102 E3 RM 0150030b 1001 The method of relay is in agreement. IPv6中継の処理方法(S/W処理,またはH/W処理)が各RPの間で一致しました。
[対応]
なし。103 E3 RM 01700501 1001 Statistics table initialized. 運用コマンドのset calendarコマンドで日付を変更したため,CPU使用率とバッファ使用率を保持している統計情報テーブルを初期化しました。
[対応]
なし。104 E3 RM 01700502 1001 RM overloaded. There is the possibility of RM's failure in responding to the user command input or sending the notification to SNMP agent. ユーザコマンド入力に対する応答か,SNMPエージェントに対する通知が失敗したかもしれません。RMが過負荷状態である可能性があります。
[対応]
必要なら再度コマンドの入力またはMIBの取得を行ってください。105 E3 RM 01700503 1001 There is the possibility of RM's failure in responding to the user command input or sending the notification to SNMP agent. ユーザコマンド入力に対する応答か,SNMPエージェントに対する通知が失敗したかもしれません。
[対応]
必要なら再度コマンドの入力またはMIBの取得を行ってください。106 E3 RM 01800614 1001 Dump file (*) write error. (*)で示すダンプファイルの書き込みに失敗しました。
[対応]
- (*)で示すダンプファイルの拡張子が".000"〜".999"である場合は,障害ダンプ格納用領域(/primaryMC/var/dump/)の空きが不足していることを示しています。この場合は該当領域にある不要なダンプファイルを運用コマンドのerase dumpfile <ダンプファイル名>コマンドを使用して削除してください。
- (*)で示すダンプファイルの拡張子が".cmd"である場合は,運用コマンドのdump rp,dump nifコマンドで採取したダンプファイルを格納するディレクトリのあるパーティションの空き領域が不足していることを示しています。dump rp,dump nifコマンド実行時に格納ディレクトリを指定していない場合は,デフォルトの障害ダンプ格納用領域(/primaryMC/var/dump/)が使用されるので,上記1と同様の対応を行ってください。dump rp,dump nifコマンド実行時に格納ディレクトリを指定した場合は,指定したディレクトリのあるパーティションの空き領域を確保するため,rmコマンドを使用してパーティション内の不要なファイルを削除してください。
107 E3 RM 01900250 1001 RM software started up. RM softwareの起動を開始しました。
[対応]
なし。108 E3 RM 01910201 1001 System started collecting new "error.log". 種別ログを新規に採取し始めました。
[対応]
なし。109 E3 RM 01910202 1001 System restarted by user operation. ユーザ操作による装置再起動を行います。
[対応]
なし。110 E3 RM 01910203 1001 System restarted after hardware reset. リセットスイッチによる装置再起動を行います。 111 E3 RM 01920260 1001 "Report e-mail" failed to transmit. (Cause: Host name not found) E-Mail通報が送信不可となりました。要因はホスト名/アドレスの設定誤りです。
[対応]
- 本装置ホスト名/アドレス,DNSサーバ名/アドレス,SMTPサーバ名/アドレス/ポート番号の設定を確認してください。
112 E3 RM 01920262 1001 "Report e-mail" failed to transmit. (Cause: Rejected from SMTP server) E-Mail通報が送信不可となりました。要因はSMTPサーバ異常応答です。
[対応]
- 本装置ホスト名/アドレス,DNSサーバ名/アドレス,SMTPサーバ名/アドレス/ポート番号の設定を確認してください。
- ネットワーク状態,DNSサーバおよびSMTPサーバの稼働状態を確認してください。
113 E3 RM 02002010 1001 System failed switching to admin mode. MIB Set時のAdmin modeへの変更に失敗しました。
[対応]
他の管理者がadminになっています。運用コマンドのshow sessionsコマンドで,ログインユーザおよびadminユーザを確認してください。114 E3 RM 02002012 1001 Specified MIB doesn't exist, or it does not have read/write attribute. 設定したMIBは存在しないか,または,read/write属性のMIBではありません。
[対応]
「MIBレファレンス 1. サポートMIBの概要」〜「MIBレファレンス 4. サポートMIBトラップ」を参照し,設定したMIBがread/write属性であることを確認してください。115 E3 RM 02002013 1001 Incorrect instance value specified. MIB Setの時に設定したインスタンス値は,正しくありません。
[対応]
インスタンス値を確認して設定してください。116 E3 RM 02002014 1001 MIB value specified was out of range. MIB Setの時にMIB値を,設定範囲外の値で設定しようとしています。
[対応]
MIB値の範囲については,「構成定義コマンドレファレンス Vol.2 5. SNMP情報」を参照してください。117 E3 RM 02002015 1001 Data length of the MIB value was too long. MIB Setの時に設定したMIB値のデータ長が長過ぎます。
[対応]
MIB値として設定できる文字数は,「構成定義コマンドレファレンス Vol.2 5. SNMP情報」を参照してください。118 E3 RM 02002016 1001 MIB Set failed due to the lack of necessary MIBs. 設定する上で必要なMIBが足りないために,MIB Setを行うことができませんでした。
[対応]
「MIBレファレンス 1. サポートMIBの概要」〜「MIBレファレンス 4. サポートMIBトラップ」を参照し,設定時に必要な項目が満たされていることを確認してください。119 E3 RM 02002017 1001 Illegal character used in MIB setting. 設定できない文字を使用して,MIB Setを行おうとしています。
[対応]
「構成定義コマンドレファレンス Vol.1 3. ルータ管理情報」の設定できる文字を確認して設定してください。120 E3 RM 02002018 1001 MIB Set failed to configured the configuration file because the preliminary configuration file is under editing. 予備構成定義ファイルが編集中のため,現用構成定義ファイルに,MIBのSetを行うことができませんでした。
[対応]
予備構成定義ファイルの編集を中止してください。121 E3 RM 02002019 1001 Failed in contact the configuration file while setting up MIB. MIB設定のための,現用構成定義ファイへのアクセスに失敗しました。
[対応]
現用構成定義ファイへのアクセスエラーになる要因を取り除いてから再度実行してください。122 E3 RM 02002020 1001 MIB value has failed to establish. Errors occurred in the "config" command. MIB Set時に構成定義編集時のエラーが発生したため,MIBを設定できませんでした。
[対応]
構成定義のエラーについては,「構成定義コマンドレファレンス Vol.2 12. 構成定義編集時のエラーメッセージ」〜「構成定義コマンドレファレンス Vol.2 13. その他のエラーメッセージ」を参照して対応してください。123 E3 RM 02002021 1001 Not all MIB configured. MIB Setに失敗したため,MIB値は途中までしか設定されていません。
[対応]
再度設定してください。また,それでもできない場合には,telnetなどでログインし,MIB値を設定してください。(telnetなどでも設定できない場合は,保守員に連絡してください。)124 E3 RM 02002023 1001 System failed to save configuration while processing MIB settings. snmpマネージャからのMIB set時に,構成定義情報のsave処理でエラーが発生しました。
[対応]
構成定義情報がMCにsaveされていないので,telnetなどでsaveしてください。125 E3 RM 02002024 1001 <object Name> set as <MIB Value> at the request of <IP-address>. <object Name>は,<IP-address>からの要求によって,<MIB Value>に設定されました。
[対応]
なし。126 E3 RM 0e008001 1000 Virtual router (<Interface Name> VRID <VRID>) : virtual router's state has transitioned to <State>. 仮想ルータの運用状態が<State>へ遷移しました。
[対応]
なし。127 E3 RM 0e008002 1000 Virtual router (<Interface Name> VRID <VRID>) : VRRP packet received by the virtual router with IP TTL not equal to 255. IPヘッダのTTL(Time-to-Live)が255ではないVRRP ADVERTISEMENTパケットを受信しました。
[対応]
同一の仮想ルータを構成している相手装置を確認してください。128 E3 RM 0e008003 1000 Virtual router (<Interface Name> VRID <VRID>) : VRRP packet received with a packet length less than the length of the VRRP header. パケット長が不正のVRRP ADVERTISEMENTパケットを受信しました。
[対応]
同一の仮想ルータを構成している相手装置を確認してください。129 E3 RM 0e008004 1000 Virtual router (<Interface Name> VRID <VRID>) : VRRP packet received that does not pass the authentication check. 受信したVRRP ADVERTISEMENTパケットの認証に失敗しました。
[対応]
同一の仮想ルータを構成している相手装置のパスワードの設定と,本装置のパスワードの設定を確認してください。130 E3 RM 0e008005 1000 Virtual router (<Interface Name> VRID <VRID>) : VRRP packet received for which the address list does not match the locally configured list for the virtual router. 受信したVRRP ADVERTISEMENTパケットで指定された仮想ルータのIPアドレスと本装置の設定が一致しません。
[対応]
同一の仮想ルータを構成している相手装置の仮想ルータのIPアドレスと,本装置の仮想ルータのIPアドレスの設定を確認してください。131 E3 RM 0e008006 1000 Virtual router (<Interface Name> VRID <VRID>) : VRRP packet received for which the advertisement interval is different than the one configured for local virtual router. 受信したVRRP ADVERTISEMENTパケットで指定された送信間隔と本装置の設定が一致しません。
[対応]
同一の仮想ルータを構成している相手装置の送信間隔と,本装置の送信間隔の設定を確認してください。132 E3 RM 0e008007 1000 VRRP packet received with unsupported version number. 受信したVRRP ADVERTISEMENTパケットで指定されたVRRPのバージョンが本装置のVRRPバージョンと一致しません。
[対応]
本装置と仮想ルータを構成する場合は,相手装置のVRRPのバージョンをIPv4の場合は2,IPv6の場合は3に設定してください。133 E3 RM 0e008008 1000 Virtual router (<Interface Name> VRID <VRID>) : virtual router's priority was changed to <Priority>. VRRPの優先度を<Priority>に変更しました。
[対応]
なし。134 E3 RM 0e008010 1000 Virtual router (<Interface Name> VRID <VRID>) : interface (<Interface Name>) is down. VRRPを定義しているインタフェースをダウンしました。
[対応]
なし。135 E3 RM 0e008011 1000 Virtual router (<Interface Name> VRID <VRID>) : interface (<Interface Name>) is up. VRRPを定義しているインタフェースをアップしました。
[対応]
なし。136 E3 RM 0e008012 1000 Virtual router (<Interface Name> VRID <VRID>) : virtual router was finished. 仮想ルータを終了しました。
[対応]
なし。137 E3 RM 0e008013 1000 Virtual router (<Interface Name> VRID <VRID>) : unsupported hardware. VRRPに未対応のインタフェースです。
[対応]
VRRPに対応したハードウェアと交換してください。138 E3 RM 0e008015 1000 Virtual router (<Interface Name> VRID <VRID>) : VRRP packet received by the virtual router with IP HopLimit not equal to 255. IPヘッダのHopLimitが255ではないVRRP ADVERTISEMENTパケットを受信しました。
[対応]
同一の仮想ルータを構成している相手装置を確認してください。139 E3 RM 0e008016 1000 Virtual router (<Interface Name> VRID <VRID>) : virtual router's priority changed to <Priority>, because error detected on line by vrrp-polling. VRRPポーリングによって,回線障害を検出しため,VRRPの優先度を<Priority>に変更しました。
[対応]
切り替えが頻繁に発生する場合は,構成定義を調整することで解決できる場合があります。詳細は構成定義コマンドのvirtual-routerコマンドを参照してください。140 E3 RM 0e008017 1000 Virtual router (<Interface Name> VRID <VRID>) : interface (<Interface Name>) is down because error detected on line by vrrp-polling. VRRPポーリングによって,回線障害を検出したため,VRRPを定義しているインタフェースをダウンしました。
[対応]
切り替えが頻繁に発生する場合は,構成定義を調整することで解決できる場合があります。詳細は構成定義コマンドのvirtual-routerコマンドを参照してください。141 E3 RM 0e008018 1000 Virtual router (<Interface Name> VRID <VRID>) : interface (<Interface Name>) is up because recovery detected on line by vrrp-polling. VRRPポーリングによって,障害回復を検出したため,VRRPを定義しているインタフェースをアップしました。
[対応]
なし。142 E3 RM 0e008019 1000 Virtual router (<Interface Name> VRID <VRID>) : virtual router's critical interface (<Interface Name>) is down. 障害監視インタフェースがダウンしました。
[対応]
なし。143 E3 RM 0e008020 1000 Virtual router (<Interface Name> VRID <VRID>) : virtual router's critical interface (<Interface Name>) is up. 障害監視インタフェースがアップしました。
[対応]
なし。144 E3 RM 0f306002
0f4060021001 Multicast (PIM) max-interfaces configuration changed. To apply this change, please restart the multicast routing program. 運用構成定義情報のIPマルチキャスト(PIM)情報max-interfacesパラメータが変更されました。変更を反映するには,IPマルチキャストルーティングプログラムを再起動する必要があります。
[対応]
このログは,運用構成定義情報のIPマルチキャスト(PIM)情報max-interfacesパラメータを変更し,config applyコマンドを実行(または他の構成定義コマンドを実行)した時に取得されます。なお,二重化運用時は運用系でだけ取得され,待機系では取得されません。二重化運用の運用系,または一重化運用でmax-interfaces情報の変更を運用に反映するには,IPマルチキャストルーティングプログラムを再起動してください。IPマルチキャストルーティングプログラムの再起動方法は,「運用コマンドレファレンス Vol.2 restart ipv4-multicast」を参照してください。145 E3 RM 0f306003
0f4060031001 The multicast routing program will restart, because the multioast (PIM) max-interfaces configuration changed. 運用構成定義情報のIPマルチキャスト(PIM)情報max-interfacesパラメ一夕が変更されたため,IPマルチキャストルーティングプログラムを再起動します。
[対応]
このログが取得された後,「mrp restarted」のログが取得され,IPマルチキャストルーティングプログラムが再起動することを確認してください。なお,このログは下記条件で取得されます。
- 二重化運用の運用系,および一重化運用config copyコマンドを実行して現用構成定義情報ファイルを更新し,新しい現用構成定義情報ファイルで定義されているpim情報のenableインタフェースの数が,config copyコマンドを実行する前の運用構成定義情報で定義されていたpim情報のmax-interfacesパラメータ値より大きい場合
- 二重化運用の待機系運用系で運用構成定義情報のIPマルチキャスト(PIM)情報max-interfacesパラメータを変更した場合(オンラインで変更した後のconfig save,およびconfig copy,config eraseコマンド実行)
146 E3 RM 10007011 1001 Backup interface <Interface Name> became available because main interface <Interface Name> was down. 主回線(Interface Name)がDOWNしたため,予備回線(Interface Name)へ切り替えました。
[対応]
種別ログを確認し,主回線の障害に応じた対策をとってください。147 E3 RM 10007012 1001 Main interface <Interface Name> became available because main interface was up. 主回線(Interface Name)がUPしたため,予備回線から切り戻しました。
[対応]
なし。148 E3 RM 10007013 1001 Backup interface <Interface Name> is up, changed from main interface <Interface Name> . 予備回線(Interface Name)がUPしたため,主回線(Interface Name)から切り替えました。
[対応]
種別ログを確認し,主回線の障害に応じた対策をとってください。149 E3 RM 10007014 1001 Unable to backup the main interface <Interface Name> due to backup interface<Interface Name> error. 主回線(Interface Name)がDOWNしましたが,予備回線(Interface Name)がDOWNしているため,切り替えができませんでした。
[対応]
種別ログを確認し,主回線,予備回線の障害に応じた対策をとってください。150 E3 RM 10007015 1001 Failed in returning to the main interface <Interface Name> from the backup interface <Interface Name>. 予備回線(Interface Name)から主回線(Interface Name)への切り戻しに失敗しました。
[対応]
種別ログを確認し,主回線の障害に応じた対策をとった後,再度切り戻し操作を行ってください。151 E7 RM 12000001 1001 IPv6 filter is invalid because the IPv6 filter configuration exceeds the maximum number of entries.Please delete the IPv6 filter configuration. IPv6フィルタ構成定義情報が設定可能最大エントリ数を超えているためIPv6フィルタが有効となっていません。IPv6フィルタ構成定義情報を削除してください。
[対応]
IPv6フィルタ構成定義情報を削除して設定エントリ数を設定可能最大エントリ数内に変更してください。152 R7 RM 12000001 1001 IPv6 filter is valid. IPv6フィルタ情報が有効となりました。
[対応]
なし。153 E7 RM 0d10b001 1001 dhcp_sever aborted. DHCPサーバプログラム(dhcpd)を強制終了しました。DHCPサーバが,メモリ領域枯渇などの異常を検出し動作継続を断念し強制終了しました。
[対応]
DHCPサーバプログラムの制御情報ダンプ(dump protocols dhcp)コマンドを実行して詳細情報を収集してください。154 R7 RM 0d10b001 1001 dhcp_sever restarted. DHCPサーバプログラム(dhcpd)を再起動しました。
このメッセージはDHCPサーバプログラムが自動的に再起動した場合に出力されます。
[対応]
なし。155 E7 RM 0d20b001 1001 dhcp_client aborted DHCPクライアントプログラム(dhcp_client)を強制終了しました。
DHCPクライアントが,メモリ領域枯渇などの異常を検出し動作継続を断念し強制終了しました。
[対応]
DHCPクライアントプログラムの障害待避情報
(/primaryMC/var/dhcpc/dhcp_client.core),制御情報ダンプ
(/primaryMC/var/dhcpc/dhcp_client.log),およびログ情報,構成定義情報を収集してください。収集方法については,「運用ガイド 8.2 保守情報のファイル転送」を参照してください。156 R7 RM 0d20b001 1001 dhcp_client restarted DHCPクライアントプログラム(dhcp_client)を再起動しました。
このメッセージはDHCPクライアントプログラムが自動的に再起動した場合に出力されます。
[対応]
なし。157 E7 RM 1a00c000 0000 DNS relay program (Daemon) aborted. DNSリレープログラム(dnsRelayd)を強制終了しました。
[対応]
なお,DNSリレープログラム(dnsRelayd)は自動的に再起動されます。DNSリレープログラム(dnsRelayd)が再起動しない場合,または再起動が頻発する場合は装置を再起動してください。
- dnsRelaydの障害待避情報
(/primaryMC/var/core下のファイルdnsRelayd.core)およびログ情報,構成定義情報を収集してください。収集方法については,「運用ガイド 8.2 保守情報のファイル転送」を参照してください。
- 上記で収集した情報を保守員へ送付してください。そのとき,最近行われたネットワークの構成変更(他の装置を含む)などがある場合は,合わせて保守員に連絡してください。
- 保守員は上記情報を支援部署へ送付してください。
158 R7 RM 1a00c001 0000 DNS relay program (Daemon) restarted. DNSリレープログラム(dnsRelayd)を再起動しました。このメッセージはDNSリレープログラムが自動的に再起動した場合に出力されます。
[対応]
なし。159 E3 RM 1a00c002 0000 Slight error occurred in the DNS relay program (Daemon) during operation. 運用中にDNSリレープログラムに軽度の故障が発生しました。
[対応]
正常な運用ができていない可能性があります。次に示す処置を行ってください。
- 運用コマンド(dnsRelay)で運用状態を表示します。
- 表示内容を確認し,運用ガイドに従った対処を行ってください。
160 E3 RM 1a00c003 0000 DNS relay program (Daemon) is unable to communicate with nameserver. ネームサーバとDNSリレーとの通信でエラーが発生しました。
[対応]
次に示す処置を行ってください。
- ネームサーバへのルーティングが存在するか確認してください。
- ネームサーバの状態を確認してください。
161 E3 RM 1a00c004 0000 DNS relay program (Daemon) is unable to communicate with client. クライアントとDNSリレーとの通信でエラーが発生しました。
[対応]
次に示す処置を行ってください。
- クライアントへのルーティングが存在するか確認してください。
- クライアントの状態を確認してください。
162 E3 RM 1a00c005 0000 The number of the requests received from clients is beyond the capacity of DNS relay program (Daemon). クライアントからの要求が最大収容数を超えました。
[対応]
原因がネームサーバの処理限界による場合とネームサーバの設定誤りによる場合があります。次に示す処置を行ってください。
- 運用コマンドのdnsrelayコマンドで運用状態を表示します。
- 表示内容を確認し,「運用ガイド」に従った対処を行ってください。
163 E3 RM 1a00c006 0000 Lack of memory occurred in the DNS relay program (Daemon). クライアントからの要求時にメモリ不足が発生しました。
[対応]
一つのクエリーをリレーするのに必要なメモリを確保できませんでした。メモリを増設するか他サービスを停止することによってメモリを確保してください。164 E3 RM 1a00c007 0000 DNS relay program (Daemon) is unable to communicate with nameserver, because nameserver not defined. resolv.confが見つからないので,ネームサーバと通信できません。
[対応]
ネームサーバを決定するresolv.confが見つかりません。このままですとドメイン解決は行えませんので,DNSリゾルバの構成定義を確認してください。165 E3 RM 0d10b002 1001 The not used IP address which a dhcp_server can lease out is not a subnet <SUBNET_ADDRESS>. dhcp_serverが貸し出す未使用のIPアドレスがsubnet<SUBNET_ADDRESS>にありません。
[対応]
dhcp_serverが割り当てることができるsubnetのクライアントの最大数を調査してください。
<SUBNET_ADDRESS>:割り当て範囲サブネットアドレス166 E3 RM 0d10b003 1001 The dhcp_server reused the abandoned IP address <IP_ADDRESS>. dhcp_serverは,廃棄されたIPアドレスを再利用しました。
[対応]
なし。
<IP_ADDRESS>:割り当てIPアドレス167 E3 RM 0d10b004 1001 The IP address <IP_ADDRESS> which the dhcp_server schedule to lease out is already used by others. dhcp_serverが貸し出そうとしたIPアドレス<IP_ADDRESS>は,すでにほかで使用されています。
[対応]
貸出しIPアドレスの範囲と固定割り当てIPアドレスが重複していないか調査してください。
<IP_ADDRESS>:割り当て予定IPアドレス168 E7 RM 1f00b011 1001 dhcp6_server aborted. IPv6 DHCPサーバプログラム(dhcp6_server)を強制終了しました。
IPv6 DHCPサーバが,メモリ領域枯渇などの異常を検出し,動作継続を断念して強制終了しました。
[対応]
IPv6 DHCPサーバプログラムの制御情報ダンプ(dump)を投入し,詳細情報を収集してください。制御情報ダンプの投入方法はマニュアル「運用コマンドレファレンス Vol.2」を参照してください。
<IP_ADDRESS>:割り当て予定IPアドレス169 R7 RM 1f00b011 1001 dhcp6_server restarted. IPv6 DHCPサーバプログラム(dhcp6_server)を再起動しました。
このメッセージは,IPv6 DHCPサーバプログラムが自動的に再起動した場合に出力されます。
[対応]
なし。
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